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カテゴリー: 仏事の泉

仏教の作法・儀礼  2月15日(金)

仏教の作法・儀礼  2月15日(金)

お寺へ出かけたら、本堂の前で「まず一礼を」と教えられた人も多いと思います。

仏教には、「合掌」や「おじぎ」などさまざまな作法があります。

今回は、作法、儀礼についてお話します。

仏教の作法、儀礼の行いは「仏さまを敬う心」と「相手を思いやる心」の二つを大切にする表れなのです。

日本文化の特徴である「しぐさや振る舞いの美しさ」は、仏教に学び「執着を離れ自我を抑える心」や「相手を思いやる心」を志す行いです。

お寺を訪ね、本堂の前で一礼し、そして靴を揃えて入り、ご本尊の前で正座し合掌礼拝する作法は、まさに「仏さまを敬い、他人(ひと)を思いやる心」を表している所作です。

こんな作法や儀礼の意味を考えながら、一度お寺を訪ねてみてはいががでしょうか。

涅槃会  2月8日(金)

涅槃会  2月8日(金)

2月15日は、お釈迦さまが亡くなられたご命日とされています。

この日に、全国各地のお寺でも法要が行われます。

この法要を涅槃会(ねはんえ)といいます。

涅槃とは、仏教における生死(しょうじ)を超えたさとりの世界、つまり生老病死(しょうろうびょうし)の苦から解放され、悟りの智慧を完成させた境界をさします。

また涅槃は、そのままお釈迦さまの死を表す言葉でもあります。

涅槃会では、お釈迦さまの入滅時の様子を描いた涅槃図(ねはんず)を掛け法要を行なうお寺もあります。

涅槃図を見ると、お釈迦さまは頭を北側に置き、右脇を下に、顔を西に向けて横たわったお姿で描かれています。

死者を「北枕」に寝かせる風習は、この涅槃図のお釈迦さまのお姿からきています。

涅槃会は一般的には2月15日ですが、雪深い新潟では3月15日に行うお寺もあります。

節分会  2月1日(金)

節分会  2月1日(金)

2月3日の日曜日は節分です。

新潟では三条の本成寺の鬼踊りと豆まきが有名です。

では、お寺で「節分会(せつぶんえ)」の行事が行われるようになったのはなぜでしょう。   

そもそも節分とは季節の変わり目のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前日をいいます。

中でも旧暦の立春は新年を迎える意味で特に大切にされました。

「豆まき」は中国の宮中における追儺(ついな)と呼ばれる、疫病や災害を払うための儀式に由来します。

それが日本の宮中にも伝わり、新年を迎える行事となっていったようです。

節分には大豆を煎り、夜になって「鬼は外、福は内」と言いながら豆を投げ、戸を閉めます。

この風習は、平安時代に宮廷で大晦日に行われていた行事から来ているといわれています。

仏教では鬼を人の煩悩に見立て、節分会(せつぶんえ)を行い除災招福(じょさいしょうふく)を祈願します。

是非、お参りしてみてはいかがですか。

仏教とは・・③  1月25日(金)

仏教とは・・③  1月25日(金)

今月は「仏教とは」と題してお話しています。

今回は、仏教伝来と各宗派の誕生についてお話します。

日本への仏教伝来は、538年に朝鮮半島の百済から伝わったといわれています。

奈良時代、遣唐使や中国の僧などによって唐から伝わり、奈良を中心に栄えた6つの仏教宗派を南都六宗といいます。

日本では最も歴史が古く、主に仏教の学問的研究や鎮護国家のための加持祈祷を行っていました。

平安時代には最澄が比叡山に天台宗を、空海が高野山に真言宗を開きました。

そして鎌倉時代には法然の浄土宗をはじめ、親鸞の浄土真宗、道元の曹洞宗、日蓮の日蓮宗など多くの宗派が誕生し、人々の生活の中に浸透していきました。

仏教とは・・②  1月18日(金)

仏教とは・・②  1月18日(金)

今月は「仏教とは」と題してお話しています。

今回は、日本に伝わり数多くの宗派が生まれた大乗仏教についてお話します。

大乗仏教とは、出家者だけではなく一般の在家者も含めた、全ての人々の救済を願った教えです。

仏教が大陸から日本に伝わったのが、およそ1500年前の古墳時代(538年)のことといわれています。

そして時代とともに民間に広まり、日本人の生活に根を下ろしました。

人と人との繋がりに「縁」を感じ、人生のはかなさに「無常観」を持つ感性は、仏教が日本人の心にもたらしたものといえます。

仏教とは・・①  1月11日(金)

仏教とは・・①  1月11日(金)

古くから私たちの生活に寄り添ってきた仏教。

身近にありながらよくわからないことも多いと思います。

今月は仏教について少しお話したいと思います。

仏教の開祖はお釈迦さまで、紀元前5~6世紀のインドに生まれた歴史上の人物です。

お釈迦さまは、「人生は苦である」と知り、その苦悩からの解放を願って出家し修行者となりました。

しかし、いくら厳しい修行を積んでも覚りは開けず、そこで苦行を捨て、体を休め、静かに菩提樹の下で瞑想に入りました。

ここではじめて苦の原因を知り、その苦を滅する智慧を覚ったのです。

私たちが悩み苦しむ心を持つ原因は何なのかを示し、「正しい仏の智慧だけがそれを克服する」と説いた教えが仏教です。

修正会  1月7日(月)

修正会  1月7日(月)

新年を迎え、「良い年でありますように」と神社へ初詣にお出かけになる方も多いと思いますが、お寺さまでも正月に大切な行事がある事を御ご存知ですか。

今回は、仏教寺院で正月に行われる「修正会(しゅしょうえ)」についてお話します。

修正会とは、お寺で正月に修される法会(ほうえ)という意味で、元々は中国の年始の儀式を起源としています。

平安時代の中頃からは大きなお寺で旧年の罪を仏に懺悔し、新年の国家安泰や五穀豊穣を祈願する法会となっていきました。

今では、全国の寺院でお正月の行事として行われています。

修正会は新しい年を迎えるにあたって、前年の自分自身を振り返り見つめ直しながら、改めて仏さまの教えに立ち返ることの大切さを知らされる機会です。

どうぞ、お正月にはお参りをしてください。

除夜の鐘の由来  12月28日(金)

除夜の鐘の由来  12月28日(金)

もうすぐ大晦日。

今年を振り返り新年も良い年でありますようにと願いを込めて、除夜の鐘を撞きに行かれる方も多いのではないでしょうか。

除夜の鐘は鎌倉時代に中国の宋から伝わったといわれています。

除夜の「除」とは古いものを捨て新しいものを迎えるという意味で、大晦日を除日(じょじつ)ともいい、除夜とはその夜のことです。

仏教では、人には百八つの煩悩があるといわれています。

除夜の鐘を百八回撞くのは、この百八の煩悩を滅する為といわれています。

除夜の鐘の撞き方にはいろいろな説が有りますが、いずれも新しい年が煩悩で惑わされないようにとの願いが込められています。

みなさんも除夜の鐘をつきにでかけてみてはいかがですか。

唐木仏壇の掃除  12月21日(金)

唐木仏壇の掃除  12月21日(金)

年末の大掃除はお済みですか。

お部屋や家具と同様にお仏壇もほこりを落とし、気持ちよく新しい年を迎えたいものです。

今回は、唐木仏壇の掃除についてお話します。

唐木仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

木目を生かした唐木仏壇は、金仏壇ほど気を使う必要はありませんが、細かい細工が施してあります。

破損しないように注意してください。

細工部分は柔らかい細筆を使うと便利です。

そしてシリコンクロスで乾拭きしてください。

特に汚れのひどい場合は、専用の汚れ落としをご利用ください。

尚、専用の艶出しワックスもあります。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。

金仏壇の掃除  12月14日(金)

金仏壇の掃除  12月14日(金)

家の大掃除はお済ですか。

お寺さまでも新年に向けて仏像などを清める恒例のすす払いが行われます。

お仏壇もほこりを落として新年を迎える準備をしましょう。

今回は金仏壇の掃除についてお話します。

金仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

この時、金箔に当てないように注意しましょう。

キズの原因になります。

尚、金箔は直接手で触らないようにしましょう。

後で変色の原因になります。

漆塗りの部分はシリコンクロスで乾拭きしてください。

垂れた蝋を除去するクリーナーもありますので利用されるとよいでしょう。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。

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