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カテゴリー: 仏事の泉

法事の引き出物  10月19日(金)

法事の引き出物  10月19日(金)

法事の際に、引き出物を何にしようかと悩まれた事は無いですか。

今回は引き出物についてお話します。

法事に参列される方は「御仏前」や「お供え」などを持ってこられますので、そのお返しの品を用意する必要があります。

これを「引き出物」と言い、表書きは「志(こころざし)」と書きます。

「引き出物」は、参列者への感謝の気持ちを伝えるための物ですので、決して高価である必要はありません。

食品や実用品をはじめ、最近はカタログギフトなども多くみられます。

また、高齢者や遠方からの参列者を考えて、軽くてかさ張らない物や、故人が生前愛用したゆかりの品なども、皆さんに喜んでもらえるかもしれません。

法事の服装  10月12日(金)

法事の服装  10月12日(金)

お葬式やお通夜の時、喪服が無いとあわてた経験はありませんか。

今回は、服装についてお話します。

喪服とは、本来遺族が喪に服していることを表すもので、一般の会葬者や弔問客が着るものではありません。

葬儀の際に遺族は喪服を着用しますが、紋付やモーニングなどの正装が揃わなければ、黒を基調とした略装でも良いでしょう。

お子さんの場合は、制服に喪章を付けただけでも十分です。

また、遺族でなければ、お通夜もお葬儀も黒を基調とした地味な平服で参列してもかまいません。

ネクタイや靴、バッグ、小物類なども黒を中心にした控えめなものを選びましょう。

服を選ぶ際に最も大切なのは「故人への哀悼の意を表す」という気持ちです。

法事と法要の違い  10月5日(金)

法事と法要の違い  10月5日(金)

みなさんは法事と法要の違いについてご存知ですか?

今日は、法事と法要について整理してみたいと思います。

語源をたどれば、法事は「仏法の行事」。

法要は「仏法の要点、またはそれを知ること」が本来の意味です。

つまり、「法事」は仏事全般を意味する言葉でしたが、現在では一周忌や三年忌など、いわゆる年忌法要を「法事」と言うことが一般的になっているようです。

それに対して「法要」は、通夜・葬儀から中陰法要にいたる一連の葬送儀礼の他、お彼岸や報恩講など寺院での年中行事や、落慶法要・仏前結婚式などの慶事の法要まで、仏教の儀式全般の意味として広く使われています。

供養するとは・・・  9月28日(金)

供養するとは・・・  9月28日(金)

お彼岸には、ご祖先さまの供養のため、お寺やお墓でお参りされた方も多いことと思います。

では、この「供養」とはどんな意味を持つのでしょうか。

「供養」には、食物や衣服を仏さまや父母・先生に尊敬心をもって奉げるという意味が本来ありました。

しかし、今では亡き人への「追善供養(ついぜんくよう)」や「餓鬼供養」「開眼供養(かいげんくよう)」など、目的に合わせたさまざまな使われ方をしています。

また、仏教には「廻向(えこう)」という言葉があります。

意味は自らの功徳を他者へめぐらし差し向けることです。

法事などの善い行いで得た功徳を故人へ廻向する「追善供養」に対して、逆に如来が人々に功徳を廻向し、救いのはたらきをする「他力廻向」もあるのです。

供養しているつもりの自分が、本当は仏さまから供養されているのかもしれません。

彼岸とおはぎ  9月21日(金)

彼岸とおはぎ  9月21日(金)

9月23日は彼岸の中日です。

もうお参りはすみましたか。

そこで、今回はお仏壇やお墓へのお供え物についてお話します。

お彼岸に「おはぎ」をお供えるするのはよく聞きますが”なぜ”「おはぎ」なんでしょうか。

「おはぎ」をお供えして食べる習慣は江戸時代頃にはじまった風習とされています。

その理由は、小豆には「魔除け」の力があるからとか、昔は貴重な砂糖を使った「おはぎ」をご先祖様にお供えし、周りの人に振る舞うという行為が徳を積むことにつながるなど諸説あります。

お供え物についても、詳しくは私たち専門家にご相談ください            

秋彼岸はなぜ 秋分の日?  9月14日(金)

秋彼岸はなぜ 秋分の日?  9月14日(金)

2018年、秋彼岸の期間は9月23日の秋分の日を中日として、前後3日間を合わせた7日間です。

では「なぜ」秋分の日を中心に彼岸の行事を行うようになったのでしょうか。

春分と同じく、秋分の日は昼夜の長さが同じになります。

つまり太陽が真西に沈む日なので、西方極楽浄土の阿弥陀仏を礼拝するのにふさわしいということから、彼岸の行事が行われるようになりました。

また、仏教には「中道」という教えがあります。

これは単に物事の真ん中を意味するのではなく、仏教のさとりを善悪・有無などの相対を超えた絶対の真理とするものです。

後に中ほどという意味も加わり、彼岸と結びついたとも言われています。    

彼岸の意味  9月7日(金)

彼岸の意味  9月7日(金)

もうすぐお彼岸です。

皆さんは彼岸会の法要やお墓参りには行きますか。

今回は、あらためて「彼岸」という言葉の意味についてお話します。

彼岸会は日本独特の仏教行事です。

また、この時期にお墓参りをするのも日本だけの風習です。

そもそも彼岸という言葉にはどんな意味があるのでしょうか。

彼岸とは仏教用語で「彼方(かなた)の岸」ということで、仏さまの「さとりの世界」を意味します。

それに対して私たちの住むこの世界は「此方(こなた)の岸」此岸(しがん)といわれ、生死(しょうじ)を繰り返す迷いの世界です。

生死(しょうじ)の海を越えた彼方(かなた)の岸にあるさとりの世界。

それが「彼岸」です。

今年のお彼岸のお参りには、遥か彼方の彼岸の世界に思いを馳せてみてください。

仏壇職人の技⑤  8月31日(金)

仏壇職人の技⑤  8月31日(金)

お仏壇は様々な職人の技が集結した総合芸術です。

今回は、金具についてお話します。

仏壇の装飾に使用される大小さまざまの金具を、木地の寸法からバランスの良い金具寸法を割出して造ります。

タガネを使い銅板や真鍮板を手作業で丹念に打ち出し、唐草や花模様などを1つずつ手で彫っていきます。

技法には毛彫、浮彫などのほかに出来上がった金具に更に手を加える魚子(ななこ)まきなどがあります。

地金に金具師が手を加えることで力強く、また優しく、豊かな表情を現してきます。

1本の仏壇には数百種の金具が使用されます。

仏壇職人の技④  8月24日(金)

仏壇職人の技④  8月24日(金)

お仏壇は様々な職人の技が集結した総合芸術です。

今回は塗・箔についてお話します。

下塗、中塗り、上塗りの順で漆を塗ります。

表面にほこりが付着しないように気をつけ、ムラ無く塗りの厚みを一定に保つ、細やかな神経と手さばきが要求されます。

漆は適度な温度と湿度がないと乾きません。

「室(むろ)」と よばれる適温湿状態の場所に入れて漆の硬化を調整します。

長年の経験と勘がものをいう工程です。

刷毛目のない仕上がりは熟練の職人の技です。

金箔は箔押し用の漆を使用し、拭き綿などで均一になるように全体を拭いていきます。

漆の乾き具合、温度や湿度に応じて、箔押しのタイミングを見極め、1枚1枚丁寧に貼っていきます。

純金箔の美しい輝きは拭取り加減で決まります。

仏壇職人の技③  8月17日(金)

仏壇職人の技③  8月17日(金)

お仏壇は様々な職人の技が集結した総合芸術です。

今回は、蒔絵についてお話します。

漆芸の技法の一つである蒔絵は、およそ1,500年も前から伝わる日本古来の伝統技法です。

蒔絵の種類として「平蒔絵」「研ぎ出し蒔絵」「高蒔絵」などがあります。

漆で山水、花鳥、人物など、多彩な文様を一筆ずつ描き、金粉や銀粉を蒔いていきます。

また、金粉や銀粉のほかに朱、黄、緑などの色粉を蒔きつけたり、青貝などを加えたりといったさまざまな技法があり、用途に合わせてそれぞれを組み合わせて仕上げています。

多種多様な技法と職人の感性で無限に表現された蒔絵は、まさに芸術作品です。

繊細で華やかな蒔絵はお仏壇を引き立てます。

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