Browsed by
カテゴリー: 仏事の泉

観音菩薩像  7月21日(金)

観音菩薩像  7月21日(金)

救いを求める衆生に応じて、さまざまに姿を変えて現れると信じられている観音菩薩は、日本で最も愛されている菩薩です。

今回は、観音菩薩像についてお話します。

観音菩薩に限らず、菩薩像は一般的にお釈迦さまが出家される以前の、宮廷生活時代の姿で表され、さまざまな装身具で飾られたその姿は、出家後の質素な姿をもとにした如来像とは対象的です。

観音菩薩が手に持つ蓮の花は未開敷蓮華(みかいふれんげ)といい、固いつぼみのような人の心を、少しずつ開かせることを手助けする存在であることを表しているといわれます。

新潟には越後三十三観音霊場があり、さまざまな姿の観音菩薩がいらっしゃいます。

一度巡ってみてはいかがですか。

阿弥陀如来像  7月14日(金)

阿弥陀如来像  7月14日(金)

日本の仏像は阿弥陀様をはじめとした如来像や、観音様やお地蔵様の菩薩像など多種多様です。

その中で、今回は阿弥陀如来像についてお話します。

平安時代後期には、釈迦入滅後に仏教の教えだけが残り、正しい修行も悟りも失われるとされる末法思想がひろまり、厭世観と共に来世の極楽往生が願われ、多くの阿弥陀如来像や絵像が信仰の対象となりました。

また鎌倉時代に入ると、末法濁世(まっぽうじょくせ)の衆生には、阿弥陀仏の本願を措いて救われる道はないと説く、浄土教思想が広く民衆に受け入れられ、多くの木造・絵像が作られます。

立ち姿の立像は、救いを求める衆生に早く近づくためとも言われます。

いろんな仏像がある理由  7月7日(金)

いろんな仏像がある理由  7月7日(金)

皆さんは、なぜいろんな姿かたちの仏像があるのか、その理由をご存知ですか。

今回は、仏像の起源と多様化についてお話します。

仏像は、紀元1世紀頃のインドのガンダーラ地方とマトゥーラ地方で、ほぼ同時期に造り始められました。

当時は釈迦如来像、つまりお釈迦様のお姿を写したものだけが造られていましたが、しだいに弥勒菩薩像や阿弥陀如来像などの仏像も現れてきます。

これは主に大乗仏教の発展により、さまざまな如来や菩薩の教えが説かれる中で、多様な仏像が信仰の対象となっていったものです。

合掌の作法  6月30日(金)

合掌の作法  6月30日(金)

お仏壇にお参りする時は、必ず手を合わせますよね。

ではご自分の合掌する姿を想像したことがありますか。

今回は、合掌の作法についてお話いたします。

正しい合掌礼拝は、両手を胸の前からみぞおちのあたりで自然にあわせます。

背すじはまっすぐにのばし、ご本尊を仰ぎ、合掌が終わったら軽く一礼します。

私たちは、一日の中でいろいろな姿や形をとりますが、この合掌の姿こそ、もっとも端正にして美しい姿といえましょう。

昔から合掌の右の手はみ仏、左の手は自分をあらわし、合掌によって、み仏と私たちが一つになることをあらわしていると言われてきました。

心をひとつに身を正しく礼拝する合掌こそ、私たちのすべての生活の中でもっとも尊い姿です。

生活の中心はこの合掌礼拝の精神にこそありたいものです。

合掌の意味  6月23日(金)

合掌の意味  6月23日(金)

お仏壇にお参りする時は、必ず手を合わせますよね。

ではこの合掌にはどんな意味があるのでしょう。

合掌はインドが起源の礼法で、相手への敬意と信頼の態度を表現しています。

インドをはじめとする東南アジアでは、日常の挨拶でも使われています。

インドでは、右手は神聖な手、左手は不浄な手とされていて、この神聖さと不浄さを合わせたところに、人間の真実の姿があると考えられてきました。

神聖さを仏、不浄さを自分自身とすれば、合掌は仏と自分が一体となった姿を意味するとも考えられます。

お仏壇とご本尊  6月16日(金)

お仏壇とご本尊  6月16日(金)

お仏壇は家に小さなお寺をお迎えしている様なものです。

ただ仏壇を購入しただけでは意味がありません。

お仏壇は、ご本尊をお迎えしてはじめて私たちと仏さまを繋ぐ心の拠りどころとなるのです。

ご本尊をお迎えした後、お寺様にお願いして開眼供養や入仏式をしていただきます。

ご本尊さまは、宗派によって違いがあります。

浄土宗、浄土真宗の本尊は阿弥陀如来。

曹洞宗、天台宗は釈迦牟尼仏。

真言宗は大日如来を基本としています。

日蓮宗は大曼荼羅。

自分の好みで選べるわけではありません。

お寺さまや専門家にご相談ください。    

お仏壇の飾り方  6月9日(金)

お仏壇の飾り方  6月9日(金)

お仏壇を購入した時、悩むのが内部の配置ではないでしょうか。

今回はお仏壇の飾り方についてお話します。

お仏壇の内部は基本的に3段に分かれています。

そして最上段はさらに高くなっています。

ここにご本尊、両脇に脇侍が安置されています。

お仏飯は、ご本尊と脇侍の前に置き、お茶・お水が必要な場合はご本尊の前にお供えします。

その一段下に三具足や位牌を置きます。

さらに下段には過去帳や供花などを配置します。

宗派によっては配置が決まっている場合があります。

掃除などで配置がわからなくなることがないように、あらかじめ写真を撮っておくとよいでしょう。

お仏壇の種類  6月2日(金)

お仏壇の種類  6月2日(金)

お仏壇の購入を考えたとき、種類の多さに悩んだことはありませんか。

今回はお仏壇の種類についてお話します。

お仏壇は大きく分けると金仏壇と唐木仏壇に分けるとこができます。

金仏壇は漆を塗り、金箔や金蒔絵を施したものです。

唐木仏壇は紫檀や黒檀を使って木目を生かしたシンプルなお仏壇です。

お仏壇は原則として各宗派の仏国土の世界を現しているため、宗派による違いや決まりがある場合もあります。

伝統的な金仏壇と比較的宗派別の規制が少ない唐木仏壇と、どちらを選ぶかは自由ですが、事前にお寺様や私ども専門家にご相談ください。

暮らしの中の仏教用語“覚悟”  5月26日(金)

暮らしの中の仏教用語“覚悟”  5月26日(金)

今回は暮らしの中の仏教語と題して「覚悟」についてお話します。

「覚悟を決める」といえば、迷いを去って決心することをさします。

そして、人生には覚悟を決めなければならない重要な場面があります。

その「覚悟」ですが、「覚」も「悟」も訓で読めばどちらも「さとる」です。

では、なにをさとるのかといえば、物事の道理、この世の真理をさとるのです。

真理を体得することは人間の理想であり、そのために人は修行に励みます。

そして、真理に目覚めて人を仏(ぶつ)と称し、この仏(ぶつ)の教えが仏教であり、またそれは仏(ぶつ)のさとりに至る教えでもあります。

仏教の学びには、「覚悟」に向かう覚悟が必要です。

暮らしの中の仏教用語“一念発起”  5月19日(金)

暮らしの中の仏教用語“一念発起”  5月19日(金)

今回は暮らしの中の仏教語と題して「一念発起」についてお話します。

一般的には、今までの気持ちを改め、新しく何かを始めようと決心することを、「一念発起」と表現することがあります。

「一念発起」は「一念発起菩提心(いちねんほっきぼだいしん)」の略で、「仏(ぶつ)に帰依する一念を起し、さとりに向かう心を起すこと」という意味です。

菩提心とは、さとりを求め仏道を行なおうとする心のことですから、「一念発起」の元々の意味は、仏教のさとりを求める強い気持ちをあらわす言葉でした。

それが、時代とともに仏道に限らず、何か良いことを思いつき、今までの考えを改め熱心に行うという意味に変わってきました。

カテゴリーリスト


ページ上部へ
戻る