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カテゴリー: 仏事の泉

六字名号とは  11月24日(金)

六字名号とは  11月24日(金)

南無阿弥陀仏のお念仏を「六字のお名号」ともいいます。

今回は、この「六字名号」についてお話します。

南無阿弥陀仏の六文字からなるお念仏を「六字名号」といいます。

「南無」はサンスクリット語の「ナモー」で帰依の心を表し、「阿弥陀仏」は「アミターバ・ アミターユス」の「アミタ」にあたり、「はかりしれない光明と、はかり知れない寿命を持つ仏さま」という意味です。

六字名号は、「はかり知れない光明と寿命を持つ阿弥陀仏に帰依します」という意味になりますが、日本の浄土教では、名号を称することは阿弥陀仏の本願に適う往生の行であり、また、仏像や絵像と同じく名号を本尊と拝することもあります。

両界曼荼羅  11月17日(金)

両界曼荼羅  11月17日(金)

曼荼羅という言葉を耳にすることがあると思いますが、今回は「両界曼荼羅(りょうかいまんだら)」についてお話します。

「両界曼荼羅」は、平安時代に弘法大師空海が中国へ渡り、密教を学んだのちに日本へ持ち帰ったと伝えられています。

曼荼羅は密教の教えを造形化したもので、大日如来を中心とした数々の仏を一定の秩序にしたがって配置しています。

それには「金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)」と「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)」の二つがあり、合わせて「両界曼荼羅」といいます。

曼荼羅の語源はサンスクリット語のマンダラにあり、布や紙に描かれたものだけではなく、土の上に色砂で描かれるものもあります。

涅槃(ねはん)の意味  11月10日(金)

涅槃(ねはん)の意味  11月10日(金)

お釈迦様が入滅された2月15日に、お釈迦様の遺徳を偲びたたえるために行われる法要を涅槃会といいます。

今回は「涅槃」についてお話します。

涅槃は、サンスクリット語でニルヴァーナといい「吹き消すこと」という意味です。

そこから、激しく燃え盛る煩悩の炎を吹き消した、安らかな悟りの境地を意味します。

それは、身勝手な欲望や怒りの心が消滅した、静かで穏やかな境地であり「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」と示される世界です。

これは仏教の目指す究極の世界と言えます。

また、涅槃は入滅によって肉体という最後の束縛を離れたお釈迦様の死を、完全な悟りとして表す言葉でもあります。

阿吽(あうん)の意味  11月3日(金)

阿吽(あうん)の意味  11月3日(金)

お寺の山門で対を成す仁王像は、一方が口を開き、もう一方は口を閉じています。

開いている方を「阿形」、閉じている方を「吽形」といいます。

今回は、この「阿吽」についてお話します。

サンスクリット語にも日本語の50音とよく似たものが有ります。

「阿吽」の「阿」は、その最初の文字であり、「吽」は最後の文字を表すことから、「阿吽」は物事の最初から最後までを意味しています。

それは、宇宙の始まりと終わりを意味する言葉でもあれば「阿」はこの世に生まれ、悩み、道を求める菩提心として、「吽」はついに究極の涅槃(ねはん)に至るという人の一生にもあてられます。

山門にある阿吽の形相の仁王像は、仏教の宇宙観の象徴と言えます。

寺の行事 成道会  10月27日(金)

寺の行事 成道会  10月27日(金)

みなさんは、お寺の年中行事を幾つご存じでしょうか。

今回は、成道会(じょうどうえ)についてお話します。

お釈迦様は、釈迦族の王子として誕生しましたが、人間が決して逃れる事の出来ない「生(せい)」「老い」「病(やまい)」「死」という、いわゆる生老病死(しょうろうびょうし)の四苦の解決を求めて、29歳で出家しました。

そして数々の難行苦行を経たのちに、その行き過ぎた苦行を捨て、35歳の12月8日に菩提樹の下で瞑想に入り悟りを開きました。

仏の悟りを開くことを成道といい、この日を記念し祝うための法要が、12月8日の成道会です。

寺の行事 報恩講  10月20日(金)

寺の行事 報恩講  10月20日(金)

みなさんは、お寺の年中行事を幾つご存じでしょうか。

今回は、報恩講についてお話します。

毎年、浄土真宗の寺院では「報恩講」が営まれます。

親鸞聖人の命日は、旧暦の11月28日、新暦では1月16日にあたり、浄土真宗の各本山では、その日を中心に報恩講が営まれます。

また、地方の一般寺院では、命日以外の日に行うことが多く、「お取越」や「お引上げ」などとも呼ばれています。

報恩講は親鸞聖人の遺徳を偲びつつ、念仏の教えをいただいたことを悦び、そのご恩を報じ、またそれに報いんとする法会です。

寺の行事 御会式  10月13日(金)

寺の行事 御会式  10月13日(金)

みなさんは、お寺の年中行事を幾つご存じでしょうか。

今回は御会式(おえしき)についてお話いたします。

御会式(おえしき)とは10月12日・13日に修せられる、日蓮聖人の忌日法要のことです。

御命講、御影講ともいいます。

日蓮聖人は61歳で江戸の池上で入滅したことから、池上本門寺の御会式は盛大に行われることで知られています。

12日には万灯行列が行われ、100を超える各地の万灯講中が万灯や提灯をかかげ、お題目を唱えながら境内や周辺をねりあるくと言われています。

日蓮宗のお寺さまの境内には鬼子母神を祀る所が多く、鬼子母神の祭りを兼ねる場合も多いと言われています。

詳しくはお寺様にご確認ください。

寺の行事 施餓鬼会  10月6日(金)

寺の行事 施餓鬼会  10月6日(金)

みなさんは、お寺の年中行事を幾つご存じでしょうか。

今月は、お寺で行われている行事についてお話します。

今回は、施餓鬼会についてです。

施餓鬼会は、餓鬼道や地獄に落ちて苦しんでいる霊を救うための法要です。

それと合わせてご先祖様を供養していますので、二重に有難い法要となっています。

施餓鬼会は架空に幡(はた)をたて浄水と浄飯、生野菜、菓子などを供え、花・灯明・香湯・果物をお供えし、願文を述べ陀羅尼を誦することで行われます。

また施餓鬼会は、自分自身が餓鬼道に堕ちないための法会でもあり、広く仏教各宗派で行われていますが、浄土真宗では施餓鬼会は行いません。

会話の中の仏教語  9月29日(金)

会話の中の仏教語  9月29日(金)

「ありがとう」「しゃかりき」など、普段何気なく使っている言葉が、実は仏教由来なのをご存知ですか。

「ありがとう」は、仏教語の「有難し」「有ることが難しい」という言葉から来ています。

「人として生まれて来ることは難しいことだ」という教えから、生まれて来たことに対する感謝の言葉に転じたものです。

また、何かを頑張る時に使われる「しゃかりき」は、「お釈迦様の力」「釈迦力」から来たもので、お釈迦様が仏法を教え伝える懸命なお姿から、一心に物事に取り組むことをあらわす言葉となりました。

このほかにも、私たちの日常会話の中には、多くの仏教語が溶け込んでいるのです。

お彼岸のぼたもち・おはぎの由来  9月22日(金)

お彼岸のぼたもち・おはぎの由来  9月22日(金)

明日、23日はお彼岸の中日です。

お彼岸のお供えといえば、「おはぎ」や「ぼた餅」をイメージする方も多いでしょう。

今回はお彼岸との関係をお話します。

日本において小豆は縄文時代の古墳から発見されるくらい古くから、生活に欠かせない食品でした。

「赤色」には「魔除け」の力があるといわれており、小豆は祝の席や儀式の際にお赤飯や砂糖をまぜてあんこにして捧げられてきました。

その習慣から、お彼岸ではお餅に「五穀豊穣」を、小豆には「魔除け」の意味を込めてぼたもちやおはぎにしてご先祖さまへの感謝と家族の健康を願ってお墓や仏壇にお供えするようになったといわれています。

明日は彼岸の中日です。

この機会に、家族でお彼岸について語りあってみてはいかがでしょうか。

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