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カテゴリー: 仏事の泉 (2017年上期)

BSN「新潟名刹紀行」は
毎週金曜日 AM9時55分〜10時00分 放送中です。

2019年3月29日まで放送された名物コーナー『仏事の泉』のバックナンバーをご紹介します。

合掌の作法  6月30日(金)

合掌の作法  6月30日(金)

お仏壇にお参りする時は、必ず手を合わせますよね。

ではご自分の合掌する姿を想像したことがありますか。

今回は、合掌の作法についてお話いたします。

正しい合掌礼拝は、両手を胸の前からみぞおちのあたりで自然にあわせます。

背すじはまっすぐにのばし、ご本尊を仰ぎ、合掌が終わったら軽く一礼します。

私たちは、一日の中でいろいろな姿や形をとりますが、この合掌の姿こそ、もっとも端正にして美しい姿といえましょう。

昔から合掌の右の手はみ仏、左の手は自分をあらわし、合掌によって、み仏と私たちが一つになることをあらわしていると言われてきました。

心をひとつに身を正しく礼拝する合掌こそ、私たちのすべての生活の中でもっとも尊い姿です。

生活の中心はこの合掌礼拝の精神にこそありたいものです。

合掌の意味  6月23日(金)

合掌の意味  6月23日(金)

お仏壇にお参りする時は、必ず手を合わせますよね。

ではこの合掌にはどんな意味があるのでしょう。

合掌はインドが起源の礼法で、相手への敬意と信頼の態度を表現しています。

インドをはじめとする東南アジアでは、日常の挨拶でも使われています。

インドでは、右手は神聖な手、左手は不浄な手とされていて、この神聖さと不浄さを合わせたところに、人間の真実の姿があると考えられてきました。

神聖さを仏、不浄さを自分自身とすれば、合掌は仏と自分が一体となった姿を意味するとも考えられます。

お仏壇とご本尊  6月16日(金)

お仏壇とご本尊  6月16日(金)

お仏壇は家に小さなお寺をお迎えしている様なものです。

ただ仏壇を購入しただけでは意味がありません。

お仏壇は、ご本尊をお迎えしてはじめて私たちと仏さまを繋ぐ心の拠りどころとなるのです。

ご本尊をお迎えした後、お寺様にお願いして開眼供養や入仏式をしていただきます。

ご本尊さまは、宗派によって違いがあります。

浄土宗、浄土真宗の本尊は阿弥陀如来。

曹洞宗、天台宗は釈迦牟尼仏。

真言宗は大日如来を基本としています。

日蓮宗は大曼荼羅。

自分の好みで選べるわけではありません。

お寺さまや専門家にご相談ください。    

お仏壇の飾り方  6月9日(金)

お仏壇の飾り方  6月9日(金)

お仏壇を購入した時、悩むのが内部の配置ではないでしょうか。

今回はお仏壇の飾り方についてお話します。

お仏壇の内部は基本的に3段に分かれています。

そして最上段はさらに高くなっています。

ここにご本尊、両脇に脇侍が安置されています。

お仏飯は、ご本尊と脇侍の前に置き、お茶・お水が必要な場合はご本尊の前にお供えします。

その一段下に三具足や位牌を置きます。

さらに下段には過去帳や供花などを配置します。

宗派によっては配置が決まっている場合があります。

掃除などで配置がわからなくなることがないように、あらかじめ写真を撮っておくとよいでしょう。

お仏壇の種類  6月2日(金)

お仏壇の種類  6月2日(金)

お仏壇の購入を考えたとき、種類の多さに悩んだことはありませんか。

今回はお仏壇の種類についてお話します。

お仏壇は大きく分けると金仏壇と唐木仏壇に分けるとこができます。

金仏壇は漆を塗り、金箔や金蒔絵を施したものです。

唐木仏壇は紫檀や黒檀を使って木目を生かしたシンプルなお仏壇です。

お仏壇は原則として各宗派の仏国土の世界を現しているため、宗派による違いや決まりがある場合もあります。

伝統的な金仏壇と比較的宗派別の規制が少ない唐木仏壇と、どちらを選ぶかは自由ですが、事前にお寺様や私ども専門家にご相談ください。

暮らしの中の仏教用語“覚悟”  5月26日(金)

暮らしの中の仏教用語“覚悟”  5月26日(金)

今回は暮らしの中の仏教語と題して「覚悟」についてお話します。

「覚悟を決める」といえば、迷いを去って決心することをさします。

そして、人生には覚悟を決めなければならない重要な場面があります。

その「覚悟」ですが、「覚」も「悟」も訓で読めばどちらも「さとる」です。

では、なにをさとるのかといえば、物事の道理、この世の真理をさとるのです。

真理を体得することは人間の理想であり、そのために人は修行に励みます。

そして、真理に目覚めて人を仏(ぶつ)と称し、この仏(ぶつ)の教えが仏教であり、またそれは仏(ぶつ)のさとりに至る教えでもあります。

仏教の学びには、「覚悟」に向かう覚悟が必要です。

暮らしの中の仏教用語“一念発起”  5月19日(金)

暮らしの中の仏教用語“一念発起”  5月19日(金)

今回は暮らしの中の仏教語と題して「一念発起」についてお話します。

一般的には、今までの気持ちを改め、新しく何かを始めようと決心することを、「一念発起」と表現することがあります。

「一念発起」は「一念発起菩提心(いちねんほっきぼだいしん)」の略で、「仏(ぶつ)に帰依する一念を起し、さとりに向かう心を起すこと」という意味です。

菩提心とは、さとりを求め仏道を行なおうとする心のことですから、「一念発起」の元々の意味は、仏教のさとりを求める強い気持ちをあらわす言葉でした。

それが、時代とともに仏道に限らず、何か良いことを思いつき、今までの考えを改め熱心に行うという意味に変わってきました。

暮らしの中の仏教用語 “石の上にも三年”  5月12日(金)

暮らしの中の仏教用語 “石の上にも三年”  5月12日(金)

今回は暮らしの中の仏教語と題して「石の上にも三年」についてお話します。

辛抱していれば、やがて成功するから頑張れということを「石の上にも三年」などと言います。

仏教の修行は学問もさることながら、樹下石上(じゅげせきじょう)での坐禅も大切にします。

今から二千年も前のインドでのお話です。

バシリバ尊者というお方は、八十歳という高齢で出家され、坐禅石の上で坐禅を組んだまま、三年も横になって休むことがなっかたというほどの大変な修行を続けられました。

そして、遂にその甲斐あって無上の悟りを得ることができたのです。

どんな人でも人生を無駄に過ごさず、日々を好日と努力を続けることが、目標達成の近道となることでしょう。

暮らしの中の仏教用語 “あみだ”  5月5日(金)

暮らしの中の仏教用語 “あみだ”  5月5日(金)

今月は暮らしの中の仏教語と題して、私たちの日常生活で使われている仏教語についてお話します。

今回は「あみだ」についてです。

「あみだ」が付く言葉には、「あみだかぶり」や「あみだくじ」などがありますが、その語源はもちろん阿弥陀如来から来ています。

これらは、阿弥陀さまの仏身から放射状に放たれる、後光に似ていることから作られた言葉です。

「あみだかぶり」は笠を後ろ下がりにかぶり、「あみだくじ」も放射状に線を引いたことを知れば、その名前の由来にも納得です。

あみださまの後光は、私たちをもらさず救ってくださるその無限のはたらきを、光のすじとして表現されたものです。

一期一会  4月28日(金)

一期一会  4月28日(金)

今回は暮らしの中の仏教語と題して「一期一会」についてお話いたします。

一期とは修行の一定期間のことで、転じて一生涯を表します。

一期一会とは茶道から出た言葉で、出会うのが一生に一度限りであるといい、出会い、因縁を大切にしなければならないということです。

毎日毎日二度と同じ日はやって来ません。

一回一回が只一度の機会なのです。

「明日ありと思う心のあだ桜、夜半(よわ)に嵐のふかぬものかは」と親鸞聖人は詠まれています。

心して暮らしたいものです。

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