通夜ぶるまいと精進落とし  10月22日(木)放送

通夜ぶるまいと精進落とし  10月22日(木)放送

(近藤)
知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
教えてくださるのは福宝糸魚川店の塚原さんです。
よろしくお願いします。

(塚原)
お願いします。

(近藤)
今日は通夜ぶるまいとお斎について教えていただきます。
塚原さん、お通夜が終わった後に通夜振る舞いをおこないますよね。
誘われたときに遠慮したほうがいいのか迷うんですが、遺族側の近親者でおこなうものではないんですか。

(塚原)
通夜ぶるまいは遺族がお寺様や弔問客にお礼をすることと、一人でも多くの人に故人を偲んでもらいたいとおこなうものです。また、遺族からの布施という意味合いもありますので、遠慮しないで一口でも箸をつけたほうが喜ばれると思いますよ。

(近藤)
では通夜の翌日、葬儀の後に行われる「お斎」はいかがですか。

(塚原)
こちらも同じですが、お斎は本来「本来精進落とし」の意味がありました。
仏教では喪があけるまでは、いわゆる生ぐさものを口にせず精進する習わしがあって、普段の生活に戻る節目に食べるのが精進落としでした。

(近藤)
それが今では葬儀が無事終わったお礼を述べる場になったんですね。
これらの席でのマナーを教えてください。

(塚原)
はい。普段の宴会とは違いますので大笑いしたり、お酒を飲みすぎたり、長居もいけません。早めに切り上げるようにしましょう。

(近藤)
亡くなった方を偲ぶ席でもありますので、故人と関係ない話はなるべく慎みたいものですね。そのほか注意点はありますか。

(塚原)
はい。例えば病気で亡くなった場合
遺族に病状や死因についてあまり詮索しないほうがいいですね。
また、忌み言葉にも注意しましょう。不幸の繰り返しを連想させるような「たびたび」「重ね重ね」とか「死ぬ」「生きる」という直接的な言葉にも場をわきまえた心遣いが必要です。「ご逝去」とか「お元気なころ」などの表現がいいですよ。

(近藤)
特に弔辞や弔電を打つときには注意が必要なんでしょうが、遺族との会話でも気をつけいものですね。
あと、お寺様がどうしてもお斎の席につくことが出来ないかない場合はどうすればよいでしょうか。

(塚原)
「お斎料」としていくらかお包みするのが良いでしょう。

(近藤)
わかりました。ありがとうございました。

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