会葬のあとで  10月29日(木)放送

会葬のあとで  10月29日(木)放送

(近藤)
知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
教えてくださるのは福宝糸魚川店の塚原さんです。
よろしくお願いします。

(塚原)
お願いします。

(近藤)
塚原さん、お通夜や、葬儀に参列するといただく挨拶状に塩がはいった小さな袋が付いてきますよね。これはどのように使うんですか。

(塚原)
会葬後のお清めに使う塩ですが、塩で清めるというのは神道からきています。
神道では死を不浄なものとするため、体を清めるんですね。
お葬式のとき、神棚に半紙を貼って封じるのもこのためです。

(近藤)
本来、仏教の習わしではないということですね。

(塚原)
はい。ですから浄土真宗では、はっきりと塩を使ってはいけないといっていますし、他の宗派でも清め塩を奨励しているところはありません。
仏教では、命を終えた後は浄土に生まれて仏になると受け止めていますので、決して死を穢れとは見ません。もし死を穢れたものとすれば、それは故人を冒涜することにもなると考えています。

(近藤)
では、使わなくてもいいんですね。

(塚原)
はい。みなさんそれぞれのご自由です。

(近藤)
では、使う場合はどうするんでしょうか。

(塚原)
帰宅した際に玄関の前で塩を手に取り
まずは胸元、そして背中、足元の順に掛けていきます。

(近藤)
もうひとつ葬儀の際、礼状や塩と一緒に香典返しをいただくこともありますが後日郵送されてくる場合もありますよね。どちらでもいいんですか。

(塚原)
はい。香典返しにはその日に渡す「即日返し」と「忌明け返し」の2つの返し方があります。
四十九日法要の後、無事忌明けを迎えられたという報告を兼ねて贈ってもいいんですよ。その際お宅に伺うのが礼儀ですが、最近では配達してもらって済ませるケースが増えています。ただし礼状を添えるのを忘れてはいけませんよ。

(近藤)
忙しい世の中ですからね。
有難うございました。

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