お通夜でのあいさつ(後編)  12月10日(木)放送

お通夜でのあいさつ(後編)  12月10日(木)放送

(近藤)
知りたかった仏事の疑問にお答えする「仏事の泉」のコーナーです。
今回も福宝新潟店の土田さんに伺います。よろしくお願いします。

(土田)
よろしくお願いします。

(近藤)
前回に続きまして今回も、「お通夜でのあいさつ」をテーマにお送りして行きます。
土田さん、前回は弔問客のあいさつ、それから遺族側のあいさつについて取り上げました。
今回は「弔辞」について伺っていきます。
弔辞は葬儀の席上、故人に対して述べる言葉ですが、まず、基本的な流れを順序だてて説明していただけますか。

(土田)
はい、まず哀悼の意を表す言葉と故人への呼びかけで始める。
次に故人との関係を簡単に述べる。
そして、故人の生前の業績、人柄、エピソードなどを懐かしむように語る。
それから、これからの誓いと、遺族への慰めや励ましの言葉を述べる。
最後に結びの言葉で締め括る。

以上が一般的な形です。

(近藤)
なるほど、では弔辞の際に気をつけるポイントは何でしょうか。

(土田)
はい、まず、弔辞は楷書体できちんと書くということが大切です。
何故なら、弔辞は読み終えた後、遺族のもとで保管されることが多いからです。
次に、大げさな表現は聞き苦しいので、なるべく避けましょう。
流暢なスピーチより素朴に素直なスピーチのほうがふさわしいと思います。
また、時間もあまり長くならないように気をつけましょう。
それから、最後の結びの言葉ですが、「安らかにお眠りください」や「ご冥福をお祈りいたします」と言った言葉を宗派によっては仏教的な表現ではないとする声もありますので、できれば事前に文面をお寺様に見ていただくことをお勧めします。
また、「天国」や「黄泉(よみ)の国」などの表現も仏教には馴染みません。

(近藤)
なるほど、土田さん、この他にも何か注意すべきポイントはありますか。

(土田)
はい、「度々」・「重ね重ね」・「続く」などは不幸が重なることを連想させる言葉ということで、使用を避けることもあります。

(近藤)
わかりました。
尚、今回、紹介したのはあくまでも一般的な例です。
地域や状況などによって多少異なりますのでご注意ください。
きょうは、「弔辞」について福宝新潟店の土田さんに伺いました。
土田さん、ありがとうございました。

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