お墓の統合  11月19日(金)放送

お墓の統合  11月19日(金)放送

(近藤)
知りたかった仏事の疑問にお答えする仏事の泉のコーナーです。
今日、教えてくださるのは福宝白根店の巻口さんです。
よろしくお願いします。

(巻口)
よろしくお願いします。

(近藤)
さて今月は、お墓に関して、いろいろ勉強しています。
巻口さん、今日は、お墓を一緒にできるのかという質問です。
例えばですけど、女性が、遠くに嫁いでしまい、実家の両親のお墓を見る人がいなくなった場合、嫁ぎ先のお墓と一緒にすることは可能なのですか?

(巻口)
はい、可能ですが、簡単なことではありません。
確かに、お墓を一つに纏めることができれば、負担も少なく、合理的なように思われます。
しかし、お墓に関わる血縁者の思いは複雑なものです。
ですから、まず一緒になるお墓の血縁者の承諾を、間違いなくもらわなければなりません。
これは、移すほうも、移されるほうも、両方の承諾が必要です。
その後「墓地埋葬法」という法律に則して、改葬の手続きをします。

(近藤)
具体的には、どうすれば良いのでしょうか?

(巻口)
はい、前々回の「お墓の移転」と同じく、遺骨を別のお墓に移す為には、無くしてしまうお墓のある土地の役所から「改葬許可証」をもらう必要があります。
その申請の際には、改葬される遺骨がそれぞれ誰のものかを記載するよう書類の他、申請の為の書類がいろいろと必要になります。

(近藤)
なるほど「改葬許可証」をもらうための手続きがいるわけですね。
他に問題は?

(巻口)
今までお借りしてきた墓地をお返しするのですから、お墓の撤去はもちろん、どの様な形にしてお返しするのか、墓地の管理者とも事前の協議が必要です。
また、寺院の場合も同様ですが、各寺院の決まり事の違いあるので、お寺様と良く相談することが大切です。

(近藤)
わかりました。
きょうは、お墓をいっしょにできるかという問題について教えていただきました。
ありがとうございました。

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