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お遍路といえば四国八十八ヶ所霊場めぐりが有名ですが、佐渡にも八十八ヶ所霊場があります。
１１月１４日に両津の安照寺にて佐渡霊場開創９０周年の記念法要が行われました。

 

昭和６年に開創された佐渡八十八ヶ所霊場は今年で９０周年を迎え、新型コロナウィルスの病魔退散、疫病消除、終息祈願、息災安穏を祈念して大般若転読会が行われました。

 

散華では、佐渡八十八ヶ所霊場のキャラクターである「おへんろトキちゃん」が印刷されたトキ色のオリジナル散華が舞い散りました。

経典に書かれた文字をそのまま読むのを「真読（しんどく）」、経典の最初と途中、終わりの要所を読むことによって全体を読むことに代えることを「転読（てんどく）」といいます。

大般若経は６００巻という膨大な量なので、この転読という方法で読み上げられます。

参拝者には祈祷された「おへんろトキちゃん」の散華が一枚ずつ配られました。

だいぶコロナは収まってきましたが、このまま終息に向かってほしいものです。

 

 

佐渡店スタッフ

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