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仏事の知識

仏事の知識一覧


お布施

皆さんの中には、お寺さまへ「お布施」を差し上げた経験をお持ちの方も多いと思います。

今回は、この「布施」の本来の意味についてお話します。

布施とは、六波羅蜜という仏教の修行法の一つで「施し」を意味し、「財施(ざいせ)」「法施(ほうせ)」「無畏施(むいせ)」の三種類があります。

「財施」とは、金銭・衣服・食べ物などを施すことで、葬儀や法事の際にお寺さまへ差し上げる「お布施」は、この「財施」にあたります。

「法施」は仏教の教えを正しく説くことで、人々に心の平安を与えます。

お寺さまの法話や読経は、この「法施」です。

「無畏施」とは、いろいろな恐怖や不安を取り除き、安心を与えることです。

布施行は、物事への執着心や見返りを求める心から離れるための、大切な仏道修行の一つです。


お彼岸の過ごし方

お彼岸は、ご先祖さまを供養するだけの日ではないことをご存じですか。

今回は、お彼岸の過ごし方についてお話します。

お彼岸は、自分自身の生き方を見つめ直す機会でもあるのです。

仏教では、悟りに至るために実践すべき六波羅蜜という六つの修行法があります。

波羅蜜(はらみつ)とはお彼岸の語源「パーラミター」の音を漢字に置き換えた言葉です。

六波羅蜜の内容は

1.見返りを求めない施しをする(布施(ふせ))
2.仏の定めたルールを守り、自分自身を戒める(持戒(じかい))
3.恨みや怒りの心を抑え、苦しさに耐える(忍辱(にんにく))
4.仏道修行に絶え間なく努力する(精進(しょうじん))
5.心を落ちつかせ、精神を統一する(禅定(ぜんじょう))
6.仏の智慧をもち、物事の真理を悟る(智慧(ちえ))  

お彼岸は、この六波羅蜜を実践する期間とも言われています。


お彼岸のお供え

お彼岸のお供え物といえば、「おはぎ」と「ぼたもち」をイメージする方も多いと思います。

今回は、お彼岸との関係をお話します。

「おはぎ」と「ぼたもち」は、地域によっては餡や餅の形が多少異なりますが、ほぼ同じ食べ物です。

春は牡丹の花から「ぼたもち」、秋は萩の花から「おはぎ」と呼ばれています。

自然を敬う日本人らしい風習ですよね。

小豆の「赤色」には「魔除け」の力があるといわれ、古来、祝いの席や儀式の際に供えられてきました。

また、お餅には「五穀豊穣」が願われています。

お彼岸では、この「魔除け」と「五穀豊穣」の二つの意味を込めて「ぼたもち」にし、てご先祖さまへの感謝と家族の幸せとを願って、お墓やお仏壇にお供えするようになったそうです。

3月18日は「彼岸入り」です。

「ぼたもち」の由来を考えながら作ってみてはいがかですか。


彼岸の期間

もうすぐお彼岸です。

みなさんは、お彼岸がいつからいつまでかご存知ですか。

今回は、お彼岸の期間についてお話します。

お彼岸とは、毎年「春分の日」と「秋分の日」を中日として、前後3日間を合わせた7日間のことをさします。

2019年の春分の日は3月21日です。

中日の3日前のお彼岸に入る日のことを「彼岸入り」といい、今年は3月18日です。

また、お彼岸の終わる日を「彼岸明け」といい、3月24日がその日に当ります。

では、なぜ彼岸は春分と秋分の日なのでしょうか。

それは、この両日とも太陽が真西に沈む日だからです。

つまり、太陽が沈む西の彼方の西方極楽浄土の世界を、より強く意識できる日なのです。

お寺では彼岸会(ひがんえ)の法要が営まれ、お墓参りも盛んに行われます。


彼岸の由来

日本には、お寺や仏教を身近に感じることの出来る年中行事が多くあります。

3月に行われる彼岸会(ひがんえ)もその一つです。

彼岸は、仏教が生れたインドの言葉のサンスクリット語で「パーラミター」と言い、「悟りの世界に至ること、および、そのための修業」を意味します。

漢字では、その意味から「到彼岸(とうひがん)」と書くほかに、元の言葉の「パーラミター」の発音から「波羅蜜(はらみつ)」「波羅蜜多(はらみった)」とも書きます。

日本では古くから農作業が始まる春分の日に、豊作を太陽に祈願する「日願(ひがん)」という習慣がありました。

この「日願」と仏教思想の「到彼岸」との融合が、他の仏教国の中でも類を見ない、日本独特の「彼岸会」という行事を生み出したのではないかとする学説もあります。


 

仏教の修行・四摂事①

葬儀や法要の際、耳にする言葉にお布施があります。

今回は、仏教の修行の一つ「布施」についてお話します。

仏教の修行の実践行為の中に「四摂事(ししょうじ)」があります。

四摂事とは、人に財物(ざいぶつ)を施したり仏の教えを説く「布施」、思いやりのある言葉をかける「愛語(あいご)」、人のためになる行いに尽力する「利行(りぎょう)」、そして人と同じ立場に身を置き協力する「同時(どうじ)」です。

「四摂事」は仏教者に課せられた実践行ですが、本来、それは“仏さまの心そのままの行為”を表した言葉なのです。

お布施は「四摂事」の最初に語られている重要なことがらです。

それは執着を離れ、誰にでも平等に惜しみなく施す、他人(ひと)を思う心の大切さを示す教えです。

そして物を施すだけではなく、皆さんの思いやりに満ちた笑顔も、またお布施の一つになることでしょう。


仏教の作法・儀礼

お寺へ出かけたら、本堂の前で「まず一礼を」と教えられた人も多いと思います。

仏教には、「合掌」や「おじぎ」などさまざまな作法があります。

今回は、作法、儀礼についてお話します。

仏教の作法、儀礼の行いは「仏さまを敬う心」と「相手を思いやる心」の二つを大切にする表れなのです。

日本文化の特徴である「しぐさや振る舞いの美しさ」は、仏教に学び「執着を離れ自我を抑える心」や「相手を思いやる心」を志す行いです。

お寺を訪ね、本堂の前で一礼し、そして靴を揃えて入り、ご本尊の前で正座し合掌礼拝する作法は、まさに「仏さまを敬い、他人(ひと)を思いやる心」を表している所作です。

こんな作法や儀礼の意味を考えながら、一度お寺を訪ねてみてはいががでしょうか。


涅槃会

2月15日は、お釈迦さまが亡くなられたご命日とされています。

この日に、全国各地のお寺でも法要が行われます。

この法要を涅槃会(ねはんえ)といいます。

涅槃とは、仏教における生死(しょうじ)を超えたさとりの世界、つまり生老病死(しょうろうびょうし)の苦から解放され、悟りの智慧を完成させた境界をさします。

また涅槃は、そのままお釈迦さまの死を表す言葉でもあります。

涅槃会では、お釈迦さまの入滅時の様子を描いた涅槃図(ねはんず)を掛け法要を行なうお寺もあります。

涅槃図を見ると、お釈迦さまは頭を北側に置き、右脇を下に、顔を西に向けて横たわったお姿で描かれています。

死者を「北枕」に寝かせる風習は、この涅槃図のお釈迦さまのお姿からきています。

涅槃会は一般的には2月15日ですが、雪深い新潟では3月15日に行うお寺もあります。


 

節分会

2月3日の日曜日は節分です。

新潟では三条の本成寺の鬼踊りと豆まきが有名です。

では、お寺で「節分会(せつぶんえ)」の行事が行われるようになったのはなぜでしょう。   

そもそも節分とは季節の変わり目のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前日をいいます。

中でも旧暦の立春は新年を迎える意味で特に大切にされました。

「豆まき」は中国の宮中における追儺(ついな)と呼ばれる、疫病や災害を払うための儀式に由来します。

それが日本の宮中にも伝わり、新年を迎える行事となっていったようです。

節分には大豆を煎り、夜になって「鬼は外、福は内」と言いながら豆を投げ、戸を閉めます。

この風習は、平安時代に宮廷で大晦日に行われていた行事から来ているといわれています。

仏教では鬼を人の煩悩に見立て、節分会(せつぶんえ)を行い除災招福(じょさいしょうふく)を祈願します。

是非、お参りしてみてはいかがですか。


除夜の鐘の由来

もうすぐ大晦日。

今年を振り返り新年も良い年でありますようにと願いを込めて、除夜の鐘を撞きに行かれる方も多いのではないでしょうか。

除夜の鐘は鎌倉時代に中国の宋から伝わったといわれています。

除夜の「除」とは古いものを捨て新しいものを迎えるという意味で、大晦日を除日(じょじつ)ともいい、除夜とはその夜のことです。

仏教では、人には百八つの煩悩があるといわれています。

除夜の鐘を百八回撞くのは、この百八の煩悩を滅する為といわれています。

除夜の鐘の撞き方にはいろいろな説が有りますが、いずれも新しい年が煩悩で惑わされないようにとの願いが込められています。

みなさんも除夜の鐘をつきにでかけてみてはいかがですか。


唐木仏壇の掃除

年末の大掃除はお済みですか。

お部屋や家具と同様にお仏壇もほこりを落とし、気持ちよく新しい年を迎えたいものです。

今回は、唐木仏壇の掃除についてお話します。

唐木仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

木目を生かした唐木仏壇は、金仏壇ほど気を使う必要はありませんが、細かい細工が施してあります。

破損しないように注意してください。

細工部分は柔らかい細筆を使うと便利です。

そしてシリコンクロスで乾拭きしてください。

特に汚れのひどい場合は、専用の汚れ落としをご利用ください。

尚、専用の艶出しワックスもあります。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。


金仏壇の掃除

家の大掃除はお済ですか。

お寺さまでも新年に向けて仏像などを清める恒例のすす払いが行われます。

お仏壇もほこりを落として新年を迎える準備をしましょう。

今回は金仏壇の掃除についてお話します。

金仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

この時、金箔に当てないように注意しましょう。

キズの原因になります。

尚、金箔は直接手で触らないようにしましょう。

後で変色の原因になります。

漆塗りの部分はシリコンクロスで乾拭きしてください。

垂れた蝋を除去するクリーナーもありますので利用されるとよいでしょう。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。


成道会

12月を師走(しわす)といい、慌ただしい日々を送っている方も多いと思います。

そんな中、12月8日に成道会(じょうどうえ)の法要が行われるお寺さまがあります。

成道(じょうどう)とは、お釈迦さまが覚りを開かれた事をいいます。

インドの釈迦族の王子として生まれたお釈迦さまは、29歳の時に生老病死の苦からの解放をこころざし、何不自由のない王宮の生活と家族を捨てて出家されました。

しかし6年間修行をしても覚りは開けず、この苦行に見切りをつけて、インドのガヤーという地区の菩提樹の下に座り、瞑想の末に覚りを開き仏となりました。

時に釈迦35歳の12月8日といわれています。

成道会はお釈迦さまが覚りを開かれた日を記念して行われる法会です。

お寺様に日時を確認し、参加してみてはいかがですか。


仏壇の荘厳

先週は宗派別の基本的なお仏壇の荘厳についてお話しました。

今回も引き続き、宗派別にお仏壇の荘厳についてお話します。

日蓮宗は須弥檀の中央に本尊の大曼荼羅を掲げ、その手前に宗祖日蓮上人の坐像を祀ります。

天台宗は中央に釈迦如来を安置するのが基本ですが、宗派として本尊を定めていないため、菩提寺の本尊を祀ることが多いようです。

臨済宗もまた本尊の定めがありませんので、釈迦如来をはじめ薬師如来や大日如来などを祀ることも有ります。

また、ここでも菩提寺の本尊と同じ仏像を仏壇に安置することが多いようです。


仏壇の荘厳

ご本尊を中心に仏具などでお仏壇を飾ることを、「荘厳(しょうごん)」と言います。

お仏壇の荘厳は各宗派によってさまざまですが、今回はその基本をお話します。

真言宗は中央に本尊である大日如来、両脇に弘法大師と不動明王または興教大師(こうぎょうだいし)が祀られます。

浄土宗は本尊の阿弥陀如来、両脇に善導大師と法然上人を祀ります。

浄土真宗は本尊の阿弥陀如来、両脇には親鸞聖人と蓮如上人、または九字・十字の名号が掛けられます。

曹洞宗では本尊の釈迦如来、両脇には宗祖の道元禅師と螢山禅師のお軸をかけるのが一般的です。


戒名について

「戒名」には、どんな決まりごとがあるのでしょうか。

そして、「戒名」を「亡くなった後に授かる名前」と考えている人が多いと思いますが、本当にそうなのでしょうか。

今回は、戒名の構成についてお話します。

戒名は各宗派で違いますが「院号(いんごう)」「道号(どうごう)」「戒名(かいみょう)」「位号(いごう)」などで構成されています。

また、故人の名前から一文字とって付けられることも有ります。

浄土真宗では戒名とは言わず「法名」と言い、日蓮宗では「法号」と言います。

戒名や法名は、仏さまの教えを守りながら一生を全うしようとする人の仏弟子としての名のりですので、本来は生前に受けるべきものと言えます。

なお、首都圏など遠隔地で葬儀を出す場合でも、戒名や法名は菩提寺の住職に付けて頂くのが基本です。


本尊と位牌

お仏壇を購入した時やお掃除の後に、ご本尊やお位牌を置く場所に悩まれた事はありませんか。

今回は、仏壇における本尊と位牌の位置についてお話します。

お仏壇の飾り方は宗派ごとに異なりますが、基本的な考え方をお話します。

お仏壇は寺院を小さくしたものと考えると良いと思います。

つまり各家庭のご先祖さまよりもご本尊を中心に祀ります。

一番上の段の真ん中に各宗派の本尊が祀られ、その両脇には宗祖等が配されます。

位牌は本尊の下の段、二段目か三段目に置き、原則として本尊と一緒にはしません。

尚、浄土真宗では仏壇に位牌は置きません。

詳しくはお寺さまや私たち専門家にご相談ください。


仏壇の新調

最近、心のよりどころを求め寺院を訪れる人もいらしゃいます。

お仏壇は家庭の中にある小さな寺院のようなものです。

では、お仏壇はいつ求めたらよいのでしょうか。

お仏壇をお求めになるのに、良い時期とか悪い時期とかはありません。

ご不幸があった場合は、四十九日の法要までにお求めになるのがよいでしょう。

それ以外は、お盆、お彼岸、年回忌、家の新築などの時期に合わせてお求めになる方が多いです。

お仏壇は大きく分けると金仏壇と唐木仏壇に分けるとこができます。

宗派によっては推奨されている形のお仏壇もありますので、事前にお寺様や私ども専門家にご相談ください。


通夜ぶるまいとお斎

お通夜の会場には、通夜ぶるまいの席が用意されていますが、遺族からの誘いは遠慮せず受けるべきなのでしょうか。

今日は通夜ぶるまいとお斎についてお話します。

「通夜ぶるまい」は、遺族のお寺さまや弔問客に対してのお礼と、共に故人を偲んでもらいたいという思いから行うものです。

また遺族からの布施という意味もありますので、遠慮せずに一口でも箸をつけたほうが喜んでいただけると思います。

葬儀の際には、最後に「お斎」があります。

「お斎」とは、もとは仏教の戒律で定められた修行僧のための食事の意味でした。

それが、今は法要後に縁ある人達と故人を偲びながら、共にひと時を過ごしてもらいたいとの願いで行われる会食となっています。


墓石に刻む文字

最近は「愛」や「絆」などの文字が入ったお墓を見かけます。

お墓に入れる文字に決まりは無いのでしょうか。

今日はお墓の文字について考えてみましょう。

墓石に刻む文字は基本的には自由ですが、特に寺院墓地に建てる場合は注意が必要です。

浄土真宗ならば「南無阿弥陀仏」のお名号や「倶会一処」など。

日蓮宗は「南無妙法蓮華経」のお題目を薦めるお寺が多いようです。

「先祖代々の墓」「何々家の墓」などは、家系を重んじるようになった明治以降に増えてきたお墓です。

また最近では、お墓を守る後継者がいない、子供に負担を掛けたくないなどの理由から、永代供養墓や合葬墓を選ばれる人もいます。

詳しくは、お寺さまや私たち専門家にご相談ください。 


お墓を建てる

お墓を建てる時期について迷ったことはありませんか。

今回は、お墓を建てると題してお話します。

お墓は、いつまでに建てなければいけないという決まりはありません。

一般的には、一周忌、三回忌などの年忌まわりや、お盆、お彼岸などの節目に合わせて建てる方が多いようです。

お墓が完成したら、お寺さまにお経をあげてもらいます。

これは「開眼供養」、あるいは「建碑式」などといわれる儀式です。

お経をあげていただくことで、ただの石が初めてお墓としての意味を持つことになります。

お墓を建てるということは、私たちがご先祖様を仏さまとして敬い、心の拠りどころとするものです。


墓地の種類

今回は、お墓を何処に建てたら良いのか。

墓地についてお話します。

郊外などへ行くと、庭先や田んぼの中にお墓を見かけることがありますが、今はそういう所へ許可なく新規に建てることは認められていません。

現在では、お寺の敷地内にある寺院墓地や自治体が管理する公営墓地、企業や法人が管理する民営墓地など、墓地として定められた所にしかお墓は建てられません。

各墓地も申込み条件や使用料、サービスなどにそれぞれ特徴がありますので、ご自分にあった墓地を選んでください。

詳しくは、お寺さまや私たち専門家にご相談ください。


仏壇と本尊

お仏壇とは何なのでしょうか。

今回はお仏壇についてお話します。

お仏壇は、家に小さなお寺をお迎えしているようなものです。

ただお仏壇を購入しただけでは意味がありません。

お仏壇は、ご本尊をお迎えしてはじめて私たちと仏さまを繋ぐ心の拠りどころとなるのです。

ご本尊をお迎えした後には、お寺さまから開眼供養や入仏式をしていただきます。

ご本尊様は、宗派によって違いがあります。

浄土宗、浄土真宗のご本尊は阿弥陀如来。

曹洞宗、天台宗は釈迦牟尼仏。

真言宗は大日如来を基本としています。

また、日蓮宗は大曼荼羅と、それぞれに決まりがありますので、ご本尊は自分の好みで選べるわけではありません。

お寺さまや専門家にご相談ください。


墓と仏壇


最近は、お墓参りやお仏壇に手を合わせる習慣が薄れてきたという話を耳にします。

では、お墓やお仏壇はなぜ必要なのでしょうか。

今回は、お墓とお仏壇についてお話します。

お墓はご遺骨を埋葬して、亡くなられた方を弔う所です。

私たちの、亡くなられた方への強い思いが仏さまと出会うご縁となります。

一方、お仏壇はご本尊様が拝礼の中心となり、ご先祖様は、ご本尊と私たちを繋ぐ大切なご縁となって下さいます。

お墓もお仏壇も、私たちと仏さまを繋ぐ、大切な心の拠りどころといえます。

古くから日本人に受け継がれてきた風習です。

大切にしたいものですね。


正しい数珠の持ち方④真言宗

数珠は各宗派によって持ち方も様々です。

今回は、真言宗の数珠の作法についてお話します。

真言宗では、数珠は本来真言の数を数える為の用具と言われています。

主玉:108個、親玉:2個、四天玉:4個に、菊房のついたものが一般的です。

真言宗は各派ありますが、真言宗智山派では、数珠は両手の中指の間にかけます。

この時親玉を上、母珠を左にし、房を手の平側に入れ、そのまま手を合わせます。

合掌は「拝む」作法の基本です。

合掌することで、仏さまの慈悲と私たちの祈りの心が強く結ばれます。


正しい数珠の持ち方③日蓮宗

数珠は各宗派によつて持ち方も様々です。

今回は、日蓮宗の数珠の作法についてお話します。

日蓮宗の珠数は、四十一個の下がり玉の付いた菊房というのが一般的で、二つの親珠の一方に房が3本付いています。

まず数珠を八の字型にねじり、両手の中指に掛けます。

その際右側に房が2本、左側に3本房がくるように持ちます。

そして静かに手を合わせます。 

数珠は佛式の会葬や法要に出席する際、欠かせないものです。

是非覚えてください。


正しい数珠の持ち方②曹洞宗

数珠は各宗派によって持ち方も様々です。

今回は、曹洞宗の数珠の作法についてお話します。

曹洞宗の数珠は、主玉:108個つないだ長い一連のものが原形ですが、一般には4分の1の27個に房をつけたものになっています。

お参りの時は、数珠を二輪にして左手にかけ、房を下にして手に持ち、そのまま合掌します。

禅宗ではお念仏やお題目を唱えず、座禅を重んじます。

他の宗派のような作法や規定は存在しません。  


正しい数珠の持ち方①浄土真宗

数珠は各宗派によって持ち方も様々です。

今回は、浄土真宗の数珠の作法についてお話します。

一連の数珠の場合は、房が真下になるように真上を両手の親指ではさむようにします。

二連の数珠の場合、本願寺派は数珠を両手にかけ房を下に垂らします。

一方、真宗大谷派と仏光寺派は親玉を上で揃えて房は左側にたらします。

このように数珠の持ち方は、同じ浄土真宗でも派によって違います。

是非、覚えてください。


お釈迦さまの覚り

今月は、お釈迦さまの生涯についてお話しています。

今回は、いよいよ覚りを開くお釈迦さまについてお話します。

苦行を捨てたお釈迦さまは、ネーランジャラー河(尼蓮禅河(にれんぜんが))で沐浴をして身体を浄めた後、近隣の村の娘スジャータから布施された乳粥(ちちがゆ)を飲み、体力を回復させてから菩提樹の下に座し静かに瞑想に入りました。

そこで、はじめて全ての苦の原因を破る智慧を獲得し、ブッダ(目覚めた者・覚りを開いた者)となったのです。

その智慧は、人々の心の闇を照らす真理の光にも譬えられます。

それは、出家から6年目。

時に、お釈迦さま35歳の12月8日のことと言われています。


仏像の像容5

今月は、仏像についてお話しています。

今回は、菩薩像についてです。

菩薩とは、仏の悟りを求めて修行する者をいいますが、元々は、悟りを開く前のお釈迦さまのことをさしていました。

いま仏像に見る菩薩の多くは、文殊や普賢をはじめ、既に悟りを得ているにもかかわらず、衆生救済のために敢えて菩薩にとどまっているとされる菩薩たちです。

菩薩像の像容は、出家前のお釈迦様のお姿で表されていますので、古代インドの王族の衣装が基になります。

髪は結い上げ、頭は宝冠や瓔珞で飾られています。

また、手足を腕釧(わんせん)・臂釧(ひせん)・足釧(そくせん)といった輪(リング)で飾った優美な姿は、質素な如来像とは対照的です。


仏像の像容4

今月は仏像についてお話しています。

今回は、大日如来像についてです。

大日如来は、あらゆる時間的・空間的世界を超越して、いつ如何なる場合においても、すべての生きとし生けるものの幸福を願い、様々な姿を表しながら働き続けている仏さまと言われています。

大日如来像には、大きく分けて2種類のお姿があります。

一つは、左手の人差し指を立て、その人差し指を右手で包み込む智拳印(ちけんいん)の印相を持つお姿。

もう一つは、お腹の前で両手の全ての指を伸ばして組み合わせる定印(じょういん)のお姿です。

また、如来でありながら装飾品を身に付けているのも、大日如来の大きな特徴の一つと言えます。


仏像の像用3

普段、私たちが目にする仏像には、如来、菩薩、明王などの種類があります。

今回は、薬師如来像についてお話します。

薬師如来は、人々から病の苦しみを取り除き、安らかな生活を与えてくれる仏さまとして信仰されてきました。

像容の特徴は、左手に薬壺(やっこ)を持ち、上げた右手の薬指を前に出したお姿ですが、中には右手の薬指が出ていないものや、古いものでは薬壺を持たないものなどもあります。

薬師如来には、十二誓願(じゅうにせいがん)という薬師如来自身が定めた、衆生救済の為の12の誓いがあります。

中でも、6番目と7番目の身体の障害を除き病気を治すという誓願は、医療が行き届かなかった時代の人々からは特に喜ばれ、そのため薬師如来は広く信仰されるようになりました。


仏像の像容2

極楽浄土の教主である阿弥陀如来は、古くから多くの人々に信仰されてきた仏さまです。

今回は、阿弥陀如来像についてお話します。

阿弥陀如来像は、阿弥陀仏の教えを信じる衆生が臨終をむかえた時に、阿弥陀仏自身が極楽浄土から迎えに来るという来迎思想の広まりと共に、立ち姿の立像が多く作られるようになりました。

阿弥陀如来像は、髪形や身なりだけでは釈迦如来像と見分けが付きにくいのですが、印相という手の形を見てその違いを見分けることができます。

なかでも九品来迎印(くほんらいごういん)という9種類の印相が特徴的です。

しかし、これも決して固定化された形態ではありませんので、安易な即断や決めつけは要注意です。


仏像の像容1

日本人が初めて仏像に出合ったのは、6世紀頃だといわれています。

仏像には多くの種類がありその表情も様々です。

今回は、仏像の表情についてお話します。

阿弥陀如来などの如来像は、半眼というやや伏し目がちな表情をしています。

これは、外の世界と心の内なる世界との両方を見つめている姿だといわれています。

それに対して観音菩薩などの菩薩像は、優しい慈悲に満ちた表情をたたえ、より私たちの身近に寄り添っているように感じられます。

一方、不動明王などの明王像は、髪を逆立てカッと両目を見開き、口を大きく開けた憤怒の表情を見せていますが、これも何とか衆生を救いたいと、強く願う仏の心がその表情となったものです。


六字名号とは

南無阿弥陀仏のお念仏を「六字のお名号」ともいいます。

今回は、この「六字名号」についてお話します。

南無阿弥陀仏の六文字からなるお念仏を「六字名号」といいます。

「南無」はサンスクリット語の「ナモー」で帰依の心を表し、「阿弥陀仏」は「アミターバ・ アミターユス」の「アミタ」にあたり、「はかりしれない光明と、はかり知れない寿命を持つ仏さま」という意味です。

六字名号は、「はかり知れない光明と寿命を持つ阿弥陀仏に帰依します」という意味になりますが、日本の浄土教では、名号を称することは阿弥陀仏の本願に適う往生の行であり、また、仏像や絵像と同じく名号を本尊と拝することもあります。


両界曼荼羅

曼荼羅という言葉を耳にすることがあると思いますが、今回は「両界曼荼羅(りょうかいまんだら)」についてお話します。

「両界曼荼羅」は、平安時代に弘法大師空海が中国へ渡り、密教を学んだのちに日本へ持ち帰ったと伝えられています。

曼荼羅は密教の教えを造形化したもので、大日如来を中心とした数々の仏を一定の秩序にしたがって配置しています。

それには「金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)」と「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)」の二つがあり、合わせて「両界曼荼羅」といいます。

曼荼羅の語源はサンスクリット語のマンダラにあり、布や紙に描かれたものだけではなく、土の上に色砂で描かれるものもあります。


涅槃(ねはん)の意味

お釈迦様が入滅された2月15日に、お釈迦様の遺徳を偲びたたえるために行われる法要を涅槃会といいます。

今回は「涅槃」についてお話します。

涅槃は、サンスクリット語でニルヴァーナといい「吹き消すこと」という意味です。

そこから、激しく燃え盛る煩悩の炎を吹き消した、安らかな悟りの境地を意味します。

それは、身勝手な欲望や怒りの心が消滅した、静かで穏やかな境地であり「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」と示される世界です。

これは仏教の目指す究極の世界と言えます。

また、涅槃は入滅によって肉体という最後の束縛を離れたお釈迦様の死を、完全な悟りとして表す言葉でもあります。


阿吽(あうん)の意味

お寺の山門で対を成す仁王像は、一方が口を開き、もう一方は口を閉じています。

開いている方を「阿形」、閉じている方を「吽形」といいます。

今回は、この「阿吽」についてお話します。

サンスクリット語にも日本語の50音とよく似たものが有ります。

「阿吽」の「阿」は、その最初の文字であり、「吽」は最後の文字を表すことから、「阿吽」は物事の最初から最後までを意味しています。

それは、宇宙の始まりと終わりを意味する言葉でもあれば「阿」はこの世に生まれ、悩み、道を求める菩提心として、「吽」はついに究極の涅槃(ねはん)に至るという人の一生にもあてられます。

山門にある阿吽の形相の仁王像は、仏教の宇宙観の象徴と言えます。


寺の行事 成道会

みなさんは、お寺の年中行事を幾つご存じでしょうか。

今回は、成道会(じょうどうえ)についてお話します。

お釈迦様は、釈迦族の王子として誕生しましたが、人間が決して逃れる事の出来ない「生(せい)」「老い」「病(やまい)」「死」という、いわゆる生老病死(しょうろうびょうし)の四苦の解決を求めて、29歳で出家しました。

そして数々の難行苦行を経たのちに、その行き過ぎた苦行を捨て、35歳の12月8日に菩提樹の下で瞑想に入り悟りを開きました。

仏の悟りを開くことを成道といい、この日を記念し祝うための法要が、12月8日の成道会です。


合掌の作法

お仏壇にお参りする時は、必ず手を合わせますよね。

ではご自分の合掌する姿を想像したことがありますか。

今回は、合掌の作法についてお話いたします。

正しい合掌礼拝は、両手を胸の前からみぞおちのあたりで自然にあわせます。

背すじはまっすぐにのばし、ご本尊を仰ぎ、合掌が終わったら軽く一礼します。

私たちは、一日の中でいろいろな姿や形をとりますが、この合掌の姿こそ、もっとも端正にして美しい姿といえましょう。

昔から合掌の右の手はみ仏、左の手は自分をあらわし、合掌によって、み仏と私たちが一つになることをあらわしていると言われてきました。

心をひとつに身を正しく礼拝する合掌こそ、私たちのすべての生活の中でもっとも尊い姿です。

生活の中心はこの合掌礼拝の精神にこそありたいものです。


合掌の意味

お仏壇にお参りする時は、必ず手を合わせますよね。

ではこの合掌にはどんな意味があるのでしょう。

合掌はインドが起源の礼法で、相手への敬意と信頼の態度を表現しています。

インドをはじめとする東南アジアでは、日常の挨拶でも使われています。

インドでは、右手は神聖な手、左手は不浄な手とされていて、この神聖さと不浄さを合わせたところに、人間の真実の姿があると考えられてきました。

神聖さを仏、不浄さを自分自身とすれば、合掌は仏と自分が一体となった姿を意味するとも考えられます。


お仏壇とご本尊

お仏壇は家に小さなお寺をお迎えしている様なものです。

ただ仏壇を購入しただけでは意味がありません。

お仏壇は、ご本尊をお迎えしてはじめて私たちと仏さまを繋ぐ心の拠りどころとなるのです。

ご本尊をお迎えした後、お寺様にお願いして開眼供養や入仏式をしていただきます。

ご本尊さまは、宗派によって違いがあります。

浄土宗、浄土真宗の本尊は阿弥陀如来。

曹洞宗、天台宗は釈迦牟尼仏。

真言宗は大日如来を基本としています。

日蓮宗は大曼荼羅。

自分の好みで選べるわけではありません。

お寺さまや専門家にご相談ください。


お仏壇の飾り方

お仏壇を購入した時、悩むのが内部の配置ではないでしょうか。

今回はお仏壇の飾り方についてお話します。

お仏壇の内部は基本的に3段に分かれています。

そして最上段はさらに高くなっています。

ここにご本尊、両脇に脇侍が安置されています。

お仏飯は、ご本尊と脇侍の前に置き、お茶・お水が必要な場合はご本尊の前にお供えします。

その一段下に三具足や位牌を置きます。

さらに下段には過去帳や供花などを配置します。

宗派によっては配置が決まっている場合があります。

掃除などで配置がわからなくなることがないように、あらかじめ写真を撮っておくとよいでしょう。


お仏壇の種類

お仏壇の購入を考えたとき、種類の多さに悩んだことはありませんか。

今回はお仏壇の種類についてお話します。

お仏壇は大きく分けると金仏壇と唐木仏壇に分けるとこができます。

金仏壇は漆を塗り、金箔や金蒔絵を施したものです。

唐木仏壇は紫檀や黒檀を使って木目を生かしたシンプルなお仏壇です。

お仏壇は原則として各宗派の仏国土の世界を現しているため、宗派による違いや決まりがある場合もあります。

伝統的な金仏壇と比較的宗派別の規制が少ない唐木仏壇と、どちらを選ぶかは自由ですが、事前にお寺様や私ども専門家にご相談ください。


暮らしの中の仏教用語“覚悟”

今回は暮らしの中の仏教語と題して「覚悟」についてお話します。

「覚悟を決める」といえば、迷いを去って決心することをさします。

そして、人生には覚悟を決めなければならない重要な場面があります。

その「覚悟」ですが、「覚」も「悟」も訓で読めばどちらも「さとる」です。

では、なにをさとるのかといえば、物事の道理、この世の真理をさとるのです。

真理を体得することは人間の理想であり、そのために人は修行に励みます。

そして、真理に目覚めて人を仏(ぶつ)と称し、この仏(ぶつ)の教えが仏教であり、またそれは仏(ぶつ)のさとりに至る教えでもあります。

仏教の学びには、「覚悟」に向かう覚悟が必要です。


暮らしの中の仏教用語“一念発起”

今回は暮らしの中の仏教語と題して「一念発起」についてお話します。

一般的には、今までの気持ちを改め、新しく何かを始めようと決心することを、「一念発起」と表現することがあります。

「一念発起」は「一念発起菩提心(いちねんほっきぼだいしん)」の略で、「仏(ぶつ)に帰依する一念を起し、さとりに向かう心を起すこと」という意味です。

菩提心とは、さとりを求め仏道を行なおうとする心のことですから、「一念発起」の元々の意味は、仏教のさとりを求める強い気持ちをあらわす言葉でした。

それが、時代とともに仏道に限らず、何か良いことを思いつき、今までの考えを改め熱心に行うという意味に変わってきました。


暮らしの中の仏教用語 “石の上にも三年”

今回は暮らしの中の仏教語と題して「石の上にも三年」についてお話します。

辛抱していれば、やがて成功するから頑張れということを「石の上にも三年」などと言います。

仏教の修行は学問もさることながら、樹下石上(じゅげせきじょう)での坐禅も大切にします。

今から二千年も前のインドでのお話です。

バシリバ尊者というお方は、八十歳という高齢で出家され、坐禅石の上で坐禅を組んだまま、三年も横になって休むことがなっかたというほどの大変な修行を続けられました。

そして、遂にその甲斐あって無上の悟りを得ることができたのです。

どんな人でも人生を無駄に過ごさず、日々を好日と努力を続けることが、目標達成の近道となることでしょう。


暮らしの中の仏教用語 “あみだ”

今月は暮らしの中の仏教語と題して、私たちの日常生活で使われている仏教語についてお話します。

今回は「あみだ」についてです。

「あみだ」が付く言葉には、「あみだかぶり」や「あみだくじ」などがありますが、その語源はもちろん阿弥陀如来から来ています。

これらは、阿弥陀さまの仏身から放射状に放たれる、後光に似ていることから作られた言葉です。

「あみだかぶり」は笠を後ろ下がりにかぶり、「あみだくじ」も放射状に線を引いたことを知れば、その名前の由来にも納得です。

あみださまの後光は、私たちをもらさず救ってくださるその無限のはたらきを、光のすじとして表現されたものです。


一期一会

今回は暮らしの中の仏教語と題して「一期一会」についてお話いたします。

一期とは修行の一定期間のことで、転じて一生涯を表します。

一期一会とは茶道から出た言葉で、出会うのが一生に一度限りであるといい、出会い、因縁を大切にしなければならないということです。

毎日毎日二度と同じ日はやって来ません。

一回一回が只一度の機会なのです。

「明日ありと思う心のあだ桜、夜半(よわ)に嵐のふかぬものかは」と親鸞聖人は詠まれています。

心して暮らしたいものです。


除夜の鐘の由来

明日は大晦日。

今年を振り返り新年も良い年でありますようにと願いを込めて除夜の鐘を撞きにに行かれる方も多いのではないでしょうか。

仏教では、人には百八つの煩悩があると言われています。

煩悩とは、悩み苦しみ惑う心を生み出す根本的な精神のはたらきです。

特に貧りと怒りと真実を知らないという心のはたらきを三毒といい、もっとも基本的な煩悩とされています。

除夜の鐘を百八回撞くのは、この百八つの煩悩を取り除きたいという願いからです。

除夜の鐘の撞き方にもいろいろな説が有りますが、いづれも年の境目に鐘を撞き、新しい年が煩悩で惑わされないようにとの願いが込められています。


唐木仏壇の掃除

新年を迎える準備はお済ですか。

お仏壇もほこりを落として新年を迎えましょう。

今回は唐木仏壇の掃除についてお話します。

お仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

木目を生かした唐木仏壇は、金仏壇ほど気を使う必要はありませんが、細かい細工が施してあります。

破損しないように注意してください。

細工部分は柔らかい細筆を使うと便利です。

そしてシリコンクロスで乾拭きしてください。

特に汚れのひどい場合は、専用の汚れ落としをご利用ください。

尚、専用の艶出しワックスもあります。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。


金仏壇の掃除

12月に入り大掃除を始めた方もいらしゃると思います。

お仏壇もほこりを落として新年を迎える準備をしましょう。

今回は金仏壇の掃除についてお話します。

お仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

この時、金箔に当てないように注意しましょう。

キズの原因になります。

尚、金箔は直接手で触らないようにしましょう。

後で変色の原因になります。

漆塗りの部分はシリコンクロスで乾拭きしてください。

垂れた蝋を除去するクリーナーもありますので利用されるとよいでしょう。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。


お布施とは

法事で気になる事のにお布施があります。

今回は、お布施についてお話します。

仏教でいう布施とは、財産や仏の教えなど自分の持てる大切なものを、見返りを求めず他人に施すという重要な徳目です。

財産の施しを財施、仏の教えを説くことを法施と言います。

法事や葬儀の時のお寺さまへのお礼をお布施といいますが、これは読経や説法といった法施に対する心づくしの財施ということです。

読経という行為に対する対価ではありませんので、お布施にかえてお経料やご供養料とは言いません。

実際に法事や葬儀をつとめた場合に、どれくらいお包みしたら良いのか分からない時は、直接お寺さまにご相談されても良いでしょう。


成道会

12月に入り慌ただしい日々を送っていると思いますが今回はお寺さまの年末行事についてお話します。

年末の行事として12月8日に成道会(じょうどうえ)の法要が行われるお寺さまがあります。 

成道とは、お釈迦さまが悟りを開かれたことを指します。

インドの釈迦族の王子として生まれたお釈迦さまは、29歳の時に生老病死の苦からの解放をこころざし、何不自由のない王宮の生活と家族を捨てて出家されました。

そして6年間の修行を経て、ガヤーという地区の菩提樹のもとで、瞑想の末に悟りを開かれたのです。

この地はお釈迦さまが悟りを開いてブッダに成ったことから、ブッダガヤと呼ばれています。

この成道を記念した法要が成道会です。


墓の構造

墓石を買う時、お墓の構造について知っておくと心強いものです。

今回はお墓の構造と名称についてお話します。

お墓の構造に決まりはありませんが一般的には墓碑を中心に香炉・花立・水鉢・墓誌、宗派によっては塔婆立などがあります。

墓誌はお墓に埋葬されている祖先の戒名や法名、享年や没年月日などを刻むものです。

また大きな地震にも強いお墓を作りたい、そんなお客さまのご要望にも各社対応しています。

当社では、震度7クラスの振動でも耐える墓石用耐震ゲル「泰震」、横揺れに強いステンレス棒など高い技術力で対応しています。

詳しくはお寺さまや私たち専門家にご相談ください。


墓石の費用

お墓を求める時にどんな費用がかかるかご存じですか。

今回は墓石購入にかかる費用についてお話します。

墓石購入の費用は墓石の本体と外柵と工事費の3つが必要になります。

墓石の値段は石の大きさや種類で数十万から数百万円といわれていますが、単純に価格が品質を反映しているものではありません。

墓石に一番必要なことは耐久性です。

良い石材の条件は3点あります。

「硬度が高い」「水を吸いにくい」「石そのものに傷やムラが少なくキメが細かい」ことです。

現在、使われる石材は磨くと光沢の出る花崗岩です。

価格は石の色合いや使用している量の違い、また希少価値などによってかなりの幅があります。

詳しくは私たち専門家にご相談ください。


永代使用料

お墓を求める時にどんな費用がかかるかご存じですか。

今回は墓地購入にかかる費用の中で永代使用料についてお話します。

墓地を求めるには、永代使用料や管理費が必要です。

よく「墓地を買う」と言いますが、本当に土地を購入するわけではありませんので登記もしません。

正確には「墓地として使用する権利を得る」だけです。

また永代使用料は、立地や土地の大きさなどで価格も変わります。

ご自分のご予算と墓石の大きさで選ぶとよいでしょう。

詳しくは私たち専門家にご相談ください。


墓地を選ぶポイント

墓地を選ぶ時は何に注意すればいいのかご存じですか?

今回は墓地を選ぶポイントについてお話します。

まず寺院墓地ですが、多くの場合そのお寺の檀家になる事が前提です。

家から近いからなどの理由では求める事が出来ません。

次に公営墓地・民営墓地の場合ですが、立地、価格、環境、設備、管理などに違いがあります。

それぞれ申込み条件や使用料、サービス等に特徴がありますので、自分にあった墓地を選んでください。

詳しくはお寺さまや私たち専門家にご相談ください。


宗派による戒名・法名の特徴

今回は宗派の違いによる特徴をお話します。

位牌に書かれる「戒名」や「法名」には、宗派によって様々な特徴がみられます。

真言宗は位牌の上部に大日如来の種子である梵字のアを記します。

等しく大日如来の弟子であることを表しています。

浄土宗は「誉号」をつけます。

これは五重相伝を受けた檀信徒に授与されたものでしたが、現在では受けていない人にも与えられています。

浄土真宗は「釈号」を付けます。

お釈迦様の釈の一字をいただく真の仏弟子たることの表明です。

親鸞聖人も釈親鸞と名告りました。

日蓮宗は日蓮上人の名に因んだ「日号」を付けます。

詳しくはお寺さまや私たち専門家にお聞きください。


菩薩

普段、私たちが目にする仏像の種類としては、如来、菩薩、明王、などがあります。

今回は、菩薩像についてお話します。

菩薩とは、悟りを開く前の修業時代の仏陀をはじめ、一般には仏道の完成を目指す修行者をいいます。

しかし、すでに悟りを開くまでに至っていても、あえて仏とは成らずに菩薩のまま留まり、人々の救済に励む菩薩への信仰も生まれました。

人々のあらゆる願いや苦しみの声を聞き、それに合わせて様々に姿を変えて現れると信じられる観音菩薩は、その代表といえます。

新潟には越後三十三観音霊場があります。

一度巡ってみてはいかがですか。


阿弥陀如来

普段、私たちが目にする仏像の種類としては如来、菩薩、明王などがあります。

今回は、阿弥陀如来像についてお話します。

阿弥陀如来は梵語名はアミターバまたはアミタユースといいます。

アミターバは「量り知れない光明」アミターユスは「量り知れない寿命」という意味で、無量光如来・無量寿如来ともいいます。

阿弥陀は梵語アミタの音写です。

悠久の過去から、西方極楽浄土へ全ての人々を迎え入れたいと願い続けている仏さまです。

阿弥陀三尊は、阿弥陀如来を本尊として、向かって右に左脇侍の観音菩薩、向かって左に右脇侍の勢至菩薩を配します。


釈迦如来

普段、私たちが目にする仏像の種類としては如来、菩薩、明王などがあります。

今回は、釈迦如来像についてお話します。

釈迦如来は、シャーキャ(釈迦)族の国の王子として生まれ、後に出家・修行して悟りを開き如来となった、歴史上に実在した仏さまです。

釈迦三尊とは、釈迦如来を本尊として、その左右に種々の菩薩などの両脇寺を配した安置形式を言います。

例えば、向かって左に右脇侍の文殊菩薩、向かって右には左脇侍の普賢菩薩を配する形があります。

文殊は智慧、普賢は慈悲とそれぞれが如来の徳を象徴する菩薩です。


仏像の伝来

日本各地のお寺やお仏壇には、いつの頃から伝わるとも知れない仏像が数多く安置されています。

今回は、仏像の伝来についてお話します。

仏像にはさまざまな種類があります。

仏教の開祖釈迦如来をはじめ、教えの中で説かれている如来や菩薩、明王など多くの仏像が作られました。

日本に初めて仏像が入って来たのは、朝鮮半島から仏教が伝えられた時と同じく、6世紀頃だと言われています。

日本では飛鳥時代から奈良時代にかけ、国をあげて仏教を尊ぶようになり、外国から仏師といわれる技術者を招いて仏像を造りはじめました。  


永代供養墓

今回は、最近需要が増えています永代供養墓についてお話します。

永代供養墓とはお墓を守る人がいなくなっても、代わりにお寺や霊園が責任をもって永代にわたって供養や管理をしてくれるお墓です。

お墓の造りは、仏像や石碑を建てた大きなお墓の下に遺骨を納めるのが一般的です。

納骨の方法は、最初から遺骨を一ヶ所にまとめて納める合祀(ごうし)の方法や一定期間、たとえば納骨壇などに骨壷のまま安置し、その後合祀するなど細かい決まりがそれぞれ違います。

方法は様々ですので、お寺さまや専門家に相談してください。


お墓を建てる

みなさんはお墓を建てる時期について、迷ったことはありませんか。

今回はお墓を建てると題してお話いたします。

お墓はいつまでに建てなければいけないという決まりはありません。

一般的には、一周忌、三回忌などの年忌やお盆・お彼岸などの節目に合わせて建てる方が多いようです。

お墓が完成したら、お寺さまにお経をあげてもらいます。

これは「開眼供養」(かいげんくよう)、あるいは「建碑式」という儀式で、お経をあげていただくことでただの石が初めてお墓となり、仏塔としての意味を持つことになります。

お墓を建てるという事は、私たちが先祖を仏さまとして敬う、心の拠りどころでもあります。


墓石に刻む文字

みなさんは、お墓にどんな文字を刻んだらよいか悩んだことはありませんか。

今日はお墓に刻む文字について考えてみましょう。

最近は「愛」とか「絆」などと刻まれたお墓を見かけます。

お墓に刻む文字は基本的には自由ですが、決まりが全然無いとも言えません。

特に寺院墓地では注意が必要です。

浄土真宗なら「南無阿弥陀仏」のお名号や「倶会一処」。

日蓮宗なら「南無妙法蓮華経」のお題目を薦めるお寺が多いようです。

「先祖代々の墓」「何々家の墓」というのは、家系を重んじるようになった明治以降に増えたお墓です。

一度お墓に刻まれた文字は、代々長く残るものです。

よく考えてから決めるようにしましょう。


墓地の種類

今回は、お墓を何処に建てたら良いか、墓地についてお話いたします。

郊外へ行くと庭先や田んぼの中にお墓を見かけることがありますが、今はそういう所へ行政の許可なく新規に建てることは認められていません。

現在ではお寺の敷地内にある寺院墓地や自治体が管理する公営墓地、企業や法人が管理する民営墓地など、墓地として定められた所にしか建てられません。

各墓地も申込み条件や使用料、サービスなどにそれぞれ特徴がありますので自分にあった墓地を選んでください。

そしてよく「墓地を買う」といいますが、本当に土地を購入するわけではありません。

ただ墓地として使用する権利を得るだけと考えてください。 


お仏壇とご本尊

お仏壇は家に小さなお寺をお迎えしている様なものです。

ただ仏壇を購入しただけでは意味がありません。

お仏壇は、ご本尊をお迎えしてはじめて私たちと仏さまを繋ぐ心の拠りどころとなるのです。

ご本尊をお迎えする時は、お寺様にお願いをして開眼供養や入仏式をしていただきます。

ご本尊は、宗派によって違いがあります。

浄土宗のご本尊は阿弥陀如来。

浄土真宗も阿弥陀如来ですが、時にお名号をご本尊とする事もあります。

曹洞宗、天台宗は釈迦牟尼仏、真言宗は大日如来を基本としています。

日蓮宗は大曼荼羅。

自分の宗派やお寺のご本尊に合わせる事が基本です。

お寺さまや専門家にご相談ください。


お墓と仏壇

みなさんはお墓とお仏壇がなぜ必要なのかご存知ですか。

今回はお墓とお仏壇についてお話します。

お墓は遺骨を埋葬して、亡くなった方を弔う所です。

亡き人の「いのち」をはじめ、私たちの思いも及ばぬ無数のご縁により仏さまとの出会いがあります。

一方、お仏壇はご本尊さまが拝礼の中心となり、ご先祖様は諸仏のお一人として、ご本尊と私たちを繋ぐ大切なご縁となって下さいます。

お墓もお仏壇も、私たちと仏さまを繋ぐ、大事な心の拠りどころといえます。


仏壇のお正月飾り

もうすぐお正月です。

今回はお仏壇のお正月飾りについてお話しします。

まずいつもの様に、ご飯やお水をお供えしますが、浄土真宗ではお水は供えません。

花は若松の真に千両、南天、寒菊などをあしらい、鏡餅をお供えするのが一般的です。

また、打ち敷きもお正月らしいものを掛けると良いでしょう。

しかし特に何も決まりが無いという宗派もあります。

また、お仏壇に関しては、一夜飾りがいけないということもありません。

そして、新年には感謝の気持ちを込めて、お仏壇に手を合わせて頂きたいと思います。


仏壇の飾り方

お仏壇を掃除した時に悩むのが仏具の配置ではないでしょうか。

今回はお仏壇の飾り方についてお話します。

お仏壇の内部は基本的に3段に分かれています。

そして最上段はさらに高くなっていて、中央にご本尊、両脇に脇侍がご安置されています。

お仏飯はご本尊、脇侍の前に置き、お茶・お水が必要な場合本尊の前にお供えします。

その一段下に三具足やお位牌を置きます。

さらに下段には過去帳や供花などを配置します。

宗派によっては配置が決まっている場合があります。

掃除などで配置がわからなくなることがないように、あらかじめ写真を撮っておくとよいでしょう。


唐木仏壇の掃除

新年を迎える準備はお済ですか。

お仏壇もほこりを落として新年を迎えましょう。

今回は唐木仏壇の掃除についてお話します。

お仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

木目を生かした唐木仏壇は、金仏壇ほど気を使う必要はありませんが、細かい細工が施してあります。

破損しないように注意してください。

細工部分は柔らかい細筆を使うと便利です。

そしてシリコンクロスで乾拭きしてください。

特に汚れのひどい場合は、専用の汚れ落としをご利用ください。

尚、専用の艶出しワックスもあります。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。


金仏壇の掃除

12月に入り大掃除を始めた方もいらしゃると思います。

お仏壇もほこりを落として新年を迎える準備をしましょう。

今回は金仏壇の掃除についてお話します。

お仏壇の掃除は専用の毛ばたきで行います。

上から順に丁寧にほこりを落としていきます。

この時、金箔に当てないように注意しましょう。

キズの原因になります。

尚、金箔は水分と油分を嫌いますので、直接手で触らないようにしましょう。

後で変色の原因になります。

漆塗りの部分はシリコンクロスで乾拭きしてください。

またローソク立てや仏具などにこびりついた蝋を除去するクリーナーもありますので利用されるとよいでしょう。

詳しくは私ども専門家にご相談ください。


日蓮宗の教え

皆さんは自分の宗派がなにであるかご存知ですか。

今回は日蓮宗についてお話します。

日蓮宗の宗祖は、日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)です。

ご本尊は大曼荼羅。             

日蓮宗では、お釈迦様の説かれた教えの中でも「法華経」こそが世の中を救う絶対最高の教えであるとしています。

法華経を日本に広げた日蓮聖人の教えを通して、法華経を理解して実践してゆくことが日蓮宗の教えです。

法華経は仏の声そのものであり、法華経の功徳すべてが「南無妙法蓮華経」の七文字に込められていると考え、それを唱えることを何よりも重要な修行としています。


曹洞宗の教え

今月は自分の宗派についてお話しています。

今回は曹洞宗についてお話します。

曹洞宗の宗祖は、道元(どうげん)、禅師(ぜんじ)、ご本尊は釈迦牟尼仏。

曹洞宗の修行の基本は坐禅です。

只管(しかん)、打坐(たざ)、ただひたすらに坐禅を行うこと、そして、坐禅の心と姿で、日常の生活を生きてゆくことを説きます。

日常生活を大切にして、今、ここで生きているかけがえのない命を事実のままに生きることが修行であり、仏の行であることを教えています。


真言宗の教え

皆さんは自分の宗派が何かご存知ですか。

今回は真言宗についてお話します。

真言宗の宗祖は、弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)です。

ご本尊は大日如来。

真言宗の教えの根幹は、普通の人間である私たちがこの身このままで仏になること。

つまり「即身成仏」です。            

人は悟りを求める心をおこし、他人への慈愛を持ち、修行を実践することによって自分の心をありのままに知ることができます。

これを即身成仏への道であると説いています。


浄土真宗の教え

皆さんは自分の宗派が何かご存知ですか。

今回は浄土真宗についてお話します。

浄土真宗の宗祖は、親鸞聖人です。ご本尊は阿弥陀如来。

阿弥陀如来はすべての人々の救いを願い、またその達成を誓って西方極楽浄土を建立しました。

浄士真宗では阿弥陀如来の救いによって必ず浄土に生まれ、仏になることを信じて「南無阿弥陀仏」と念仏を称えることが、阿弥陀如来の願いにかなった私たちの生き方だと教えます。

また「南無阿弥陀仏」と称える念仏も、自分の意思を超えた阿弥陀如来の願いによって促された「他力の念仏」とするのが浄土真宗の念仏です。


仏壇の仏具

お仏壇の荘厳は、香炉、花立て、燭台の3つの仏具が基本になりますが、今回はその他の仏具についてお話します。

お供え物をするための仏具として、仏飯器、茶とう器、供花等が必要な宗派もあります。

灯明には燭台のほか、吊り灯篭やリン灯があります。

また、荘厳な空間を演出する、ようらく等の仏具もあります。

ほかに法名や戒名を記載する過去帳や数珠やおりん。

宗派によって木魚などの梵音具なども必要な仏具です。

仏具以外にもマッチ消しや線香立てローソク消しなどもあると便利な道具です。


三具足

お仏壇の飾り方にはそれぞれ意味があります。

今回はお仏壇の飾り方についてお話します。

仏具の中でも無くてはならないものが「三具足」です。

三具足とは、香を焚く「香炉」、花を生ける「花立て」それと「燭台」の3つです。

お仏壇のお荘厳は、香、花、灯明が基本となっているからです。

数や形、飾り方は宗派によって決まっています。

お寺様や専門家に確認してください。

また、三具足はお仏壇の荘厳用とは別に、実際に使用する大きめで実用的なものも用意すると良いでしょう。


お墓の種類

今回は、最近需要が増えています永代供養墓についてお話しいたします。

永代供養墓とはお墓を守る人がいなくなっても、代わりにお寺や霊園が責任を持って永代にわたって供養や管理をしてくれるお墓です。

お墓の造りは、仏像や石碑を建てた大きなお墓の下に遺骨を納めるのが一般的です。

納骨の方法は、最初から遺骨を1ヶ所にまとめて納める合祀(ごうし)の方法や一定期間、たとえば納骨壇などに骨壷のまま安置し、その後合祀するなど細かい決まりがそれぞれ違います。

方法は様々ですので、お寺さまや専門家に相談してください。

 

お墓を建てる

みなさんはお墓を建てる時期について、迷ったことはありませんか。

今回はお墓を建てると題してお話いたします。

お墓はいつまでに建てなければいけないという決まりはありません。

一般的には、一周忌、三回忌などの年忌やお盆・お彼岸などの節目に合わせて建てる方が多いようです。

お墓が完成したら、お寺さまにお経をあげてもらいます。

これは「開眼供養」(かいげんくよう)、あるいは「建碑式」という儀式で、お経をあげていただくことでただの石が初めてお墓となり、仏塔としての意味を持つことになります。

お墓を建てるという事は、私たちが先祖を仏さまとして敬う、心の拠りどころでもあります。


墓石に刻む文字

みなさんは、お墓にどんな文字を刻んだらよいか悩んだことはありませんか。

今日はお墓に刻む文字について考えてみましょう。

最近は「愛」とか「絆」などと刻まれたお墓を見かけます。

お墓に刻む文字は基本的には自由ですが、決まりが全然無いとも言えません。

特に寺院墓地では注意が必要です。

浄土真宗なら「南無阿弥陀仏」のお名号や「倶会一処」。

日蓮宗なら「南無妙法蓮華経」のお題目を薦めるお寺が多いようです。

「先祖代々の墓」「何々家の墓」というのは、家系を重んじるようになった明治以降に増えたお墓です。

一度お墓に刻まれた文字は、代々長く残るものです。

よく考えてから決めるようにしましょう。


墓地の種類

今回は、お墓を何処に建てたら良いか、墓地についてお話いたします。

郊外へ行くと庭先や田んぼの中にお墓を見かけることがありますが、今はそういう所へ行政の許可なく新規に建てることは認められていません。

現在ではお寺の敷地内にある寺院墓地や自治体が管理する公営墓地、企業や法人が管理する民営墓地など、墓地として定められた所にしか建てられません。

各墓地も申込み条件や使用料、サービスなどにそれぞれ特徴がありますので自分にあった墓地を選んでください。

そしてよく「墓地を買う」といいますが、本当に土地を購入するわけではありません。

ただ墓地として使用する権利を得るだけと考えてください。


正しい数珠の持ち方5 浄土宗

数珠は各宗派によって持ち方も様々です。

今回は、浄土宗の数珠の作法についてお話します。

浄土宗の数珠は、2つの輪を一つに繋いだような形状が特長です。

合掌する時は、左手に輪ちがいの数珠の房を下に垂らすように掛けます。

そのまま右手を合わせます。

数珠を両手の親指と人差し指の間にはさみ、房を手前に垂らします。

一般的に信徒が使う数珠を日課数珠と呼びます。

日課珠数とは、「私は毎日、念仏を唱えます」と、誓約を立て、お念仏を唱える為のものです。


正しい数珠の持ち方4 真言宗

数珠は各宗派によって持ち方も様々です。

今回は、真言宗の数珠の作法についてお話します。

真言宗では、数珠は本来真言の数を数える為の用具と言われています。

主玉:108個、親玉:2個、四天玉:4個に、菊房のついたものが一般的です。

真言宗は各派ありますが、真言宗智山派では、数珠は両手の中指の間にかけます。

この時親玉を上、母珠を左にし、房を手の平側に入れ、そのまま手を合わせます。

合掌は「拝む」作法の基本です。

合掌することで、仏さまの慈悲と私たちの祈りの心が強く結ばれます。


正しい数珠の持ち方3 日蓮宗

数珠は各宗派によつて持ち方も様々です。

今回は、日蓮宗の数珠の作法についてお話します。

日蓮宗の珠数は、四十一個の下がり玉の付いた菊房というのが一般的で、二つの親珠の一方に房が3本付いています。

まず数珠を八の字型にねじり、両手の中指に掛けます。

その際右側に房が2本、左側に3本房がくるように持ちます。

そして静かに手を合わせます。 

数珠は佛式の会葬や法要に出席する際、欠かせないものです。

是非覚えてください。


正しい数珠の持ち方2 曹洞宗

数珠は各宗派によって持ち方も様々です。

今回は、曹洞宗の数珠の作法についてお話します。

曹洞宗の数珠は、主玉:108個つないだ長い一連のものが原形ですが、一般には4分の1の27個に房をつけたものになっています。

お参りの時は、数珠を二輪にして左手にかけ、房を下にして手に持ち、そのまま合掌します。

禅宗ではお念仏やお題目を唱えず、座禅を重んじます。

他の宗派のような作法や規定は存在しません。


正しい数珠の持ち方1 浄土真宗

数珠は各宗派によって持ち方も様々です。

今回は、浄土真宗の数珠の作法についてお話します。

全派一連の場合は、房が真下になるように真上を両手の親指ではさむようにします。

二連の数珠の場合、本願寺派は数珠を両手にかけ房を下に垂らします。

一方、真宗大谷派と仏光寺派は親玉を上で揃えて房は左側にたらします。

このように数珠の持ち方は、同じ浄土真宗でも派によって違います。

是非、覚えてください。


お仏壇とご本尊

お仏壇は家に小さなお寺をお迎えしている様なものです。

ただ仏壇を購入しただけでは意味がありません。

お仏壇は、ご本尊をお迎えしてはじめて私たちと仏さまを繋ぐ心の拠りどころとなるのです。

ご本尊をお迎えした後、お寺様にお願いして開眼供養や入仏式をしていただきます。

ご本尊さまは、宗派によって違いがあります。

浄土宗、浄土真宗の本尊は阿弥陀如来。

曹洞宗、天台宗は釈迦牟尼仏、真言宗は大日如来を基本としています。

日蓮宗は大曼荼羅。

自分の好みで選べるわけではありません。

お寺さまや専門家にご相談ください。


日蓮宗の教え

皆さんは自分の宗派が何であるかご存知ですか。

今回は日蓮宗についてお話します。

日蓮宗の宗祖は、日蓮大聖人です。

ご本尊は大曼荼羅。

日蓮宗では、お釈迦様の説かれた教えの中でも「法華経」こそが世の中を救う絶対最高の教えであるとしています。

法華経を日本に広げた日蓮聖人の教えを通して、法華経を理解して実践してゆくことが日蓮宗の教えです。

法華経は本仏の声そおのものであり、法華経の功徳すべてが「南妙法蓮華経」の七文字にこめられていると考え、それを唱えることを何よりも重要な修行としています。


曹洞宗の教え

今月は自分の宗派についてお話しています。

今回は曹洞宗についてお話します。

曹洞宗の宗祖は、承陽大師道元禅師です。

ご本尊は釈迦牟尼仏。

曹洞宗の修行の基本は坐禅です。

只管打坐、ただひたすらに坐禅を行うことを最も重要と考えます。            

そして、坐禅の心と姿で、日常の生活を生きてゆくことを説きます。

日常生活を大切にして、今、ここで生きているかけがえのない命を事実のままに生きることが修行であり、仏の行であることを教えています。


真言宗の教え

皆さんは自分の宗派が何であるかご存知ですか。

今回は真言宗についてお話します。

真言宗の宗祖は、弘法大師空海です。

ご本尊は大日如来。

真言宗の教えの根幹は、普通の人間である私たちがこの身このままで仏になれること。

「即身成仏」です。

人は悟りを求める心をおこし、他社への慈愛を持ち、修行を実践することによって自分の心をありのままに知ることが、即身成仏への道であると説きます。


浄土真宗の教え

皆さんは自分の宗派が何であるかご存知ですか。

今回は浄土真宗についてお話します。

浄土真宗の宗祖は、親鸞聖人です。

ご本尊は阿弥陀如来。

阿弥陀如来はすべての人々の救いを願い、またその達成を誓って西方極楽浄土を建立しました。

浄土真宗では弥陀如来の救いによって必ず浄土に生まれ、仏になることを信じて「南無阿弥陀仏」と念仏を称えることが、阿弥陀如来の願いにかなった私たちの生き方だと教えます。

また「南無阿弥陀仏」と称える念仏も、自分の意思を越えた阿弥陀如来の願いによって促された「他力の念仏」とするのが浄土真宗の念仏です。


仏壇のお供え物

お仏壇にお供えする物は宗派によって違いがありますがご飯、お茶、水が基本です。

お仏壇のお供えといえば、まず「御仏飯」です。

ご飯を上げます。

宗派によっては、お茶やお水も大切なお供えですし、また節目に霊供膳をお供えしたりもします。

その他、お菓子や果物など、ご先祖様の好きだったものをお供えして下さい。

ただ宗派によって、お酒は不飲酒(ふおんじゅ)の戒律にふれるので望ましくないとしているところもありますので注意してください。

また仏さまからお下がりをいただく事は、単に物としてのお下がりばかりではありません。

むしろ、今日私が生かされているということも、仏さまからのいただきものであると感じさせていただくことが、大切なのではないでしょうか。


灯明

お荘厳の基本は香(こう)、花(はな)、灯明(とうみょう)です。

今回は灯明についてお話します。

灯明は無明の闇に苦しむ人々の心を照らし、正しく導き救う仏さまの「智慧の光」を表しています。

また灯明は、自らを燃やす事で周りを照らし出します。

自分の身を削って他人のために施す、人の生き方を表しているとも言われています。

本来灯明は蝋燭の灯りですが、今は電球と合わせて使うのが一般的になりました。

仏壇を飾る吊り灯篭もほとんど電球ですし、蝋燭の形をした電球もあります。

しかしお参りをする時は、実際に蝋燭に火をつけてお参りした方が良いでしょう。


仏花

お荘厳の基本は香(こう)、花(はな)、灯明(とうみょう)です。

今回は仏花についてお話します。

仏花(ぶっか)とは、仏壇や、お墓参りの際に供える花をいいます。

花を供えることは仏さまの徳を称え、そのご恩に感謝する気持ちを表します。

花は仏さまに向けるのでなく、こちら側に向けて飾るのは、私達に注がれている仏さまの「慈悲の心」を表すためとも言われます。

花の種類や数に特別決まりはありませんが、菊を中心とした切り花が多いです。

また、トゲや毒を含むような花は避けたほうが良いでしょう。


お荘厳の基本は香(こう)、花(はな)、灯明(とうみょう)です。

今回は香についてお話します。

香とは本来、伽羅、沈香、白檀などの天然香木の香りをさします。

香(こう)の香りは空気を清らかにし、心を清め、落ち着かせてくれるだけでなく、私たちに仏さまの世界を身近に感じさせてくれる事にもなります。

お参りする前にお香を焚くのは、お参りする人が身を清め、仏様に心を開くためだとも言われています。

また、焼香では抹香を使い、普段のお参りでは線香を使い、写経には香を体に塗る塗香をすることもあります。

香りに決まりはありませんが、作法は宗派で決まっている事が多いようです。


打敷

今回はお盆やお彼岸、正月、法事など特別な日にだけお仏壇を飾る仏具についてお話します。

特別な日にだけお仏壇を飾る仏具には「打敷」があります。

これはお釈迦様が座っていた高座の敷物に由来しています。

三具足をお供えしてある前卓(まえじょく)という台に掛けて使用します。

形は三角と四角があり、宗派によって使う形が決まっているところもあります。

特に色や模様に決まりはありません。

ただし忌中の時だけ、打敷を裏返したり、白無地のものを使う宗派もあります。

また、生地や柄によって夏用と冬用がありますので使い分けたいものです。


おりん

今回は梵音具の「おりん」について詳しくお話します。

おりんは在家用の梵音具で、全ての宗派で使います。

一般的に、りん座布団、りん台、りん棒、りん棒台で構成されています。

材質などによる宗派の決まりはありませんが、「りん」、「りん台」の形が決まっている宗派があります。

例えば浄土真宗大谷派は形が平らな「りん」で四角形の「りん台」りん座布団ではなく「金襴輪」を使います。

さらに、りん棒台は使わずに「りん」の中に収めるのが正式な作法です。


墓石の付属品

今回は、墓石の付属品についてお話いたします。

墓石には欠かせない付属品が沢山あります。

まずはお参りするための備品です。

線香立てやローソク立て、花立てに水鉢などがあります。

墓石の横に建てられているのは墓誌です。

ここに戒名や法名を刻みます。

またこのように柵で囲って門柱を立てたり、灯篭を置いたものもあります。

そして忘れてならないのが地震への備えです。

耐震性を強化する為に、金属の支柱を入れることもあります。

また耐震パットを石の間に挟むだけでも耐震強度は増します。

墓石のリフォームも手軽にできますので、私たち専門家にご相談ください。


洋型の墓石

今回は、日本人に欠かせない墓石についてお話いたします。

墓石には様々な形がありますが、大きく分けると和型と洋型の2つのタイプがあります。

こちらのタイプが洋型です。

洋型には様々なデザインがあり最近人気が高まっています。

それに霊園の増加と地震による倒壊のリスク回避からも普及しました。

洋型は和型に比べると全体的に重心が低く、文字を刻むサオ石と呼ばれる部分が横長なのが特長です。

また墓石の高さに応じて傾斜をつけ文字を見やすくしたり、斜めになっているデザインのものもあります。

洋型をお寺の墓地に建てる場合は、そのお寺の宗旨に沿わない文字や形もありますので、建てる前にお寺様とご相談ください。


和型の墓石

今回は、日本人に欠かせない墓石についてお話いたします。

墓石には様々な形がありますが、大きく分けると和型と洋型の2つのタイプがあります。

和型は江戸時代に登場したお墓です。

位牌をデザインしたとも言われています。

文字を刻む縦長の石をサオ石といいます。

シンプルな直線で構成された標準タイプや蓮華の彫刻を施した高級タイプもあります。

墓石の材質や形に宗派の決まりはありませんが、お寺様と相談することをお勧めします。


お墓と日本人

今回は、私たち日本人とお墓についてお話いたします。

お墓は遺骨を埋葬し、亡くなった方を弔う場所です。

私たちと仏さまとを繋ぐ、大切な心の拠りどころとも言えるでしょう。

日本で庶民もお墓を持つようになったのは、江戸時代に入ってからです。

江戸時代に檀家制度が確立され、庶民の生活にも仏教が溶け込み、寺院墓地なども多くできるようになりました。

また明治以前は個人のお墓が普通でしたが、明治以降は「○○家の墓」のように家のお墓として建てられることが多くなったようです。

日本のお墓には、仏教に触れた日本人の心が感じられます。

 


線香の種類

お線香には様々な種類があります。

今回はこちらのお線香からご紹介します。

最近ではハーブの香りやラベンダーの香り、カモミール、バラの香りがするお線香も人気があります。

さらに変わったものでは、コーヒーやお茶の香りがするお線香もあります。

亡くなった方が好きだったとお供えする方もいらっしゃいます。

他にも備長炭を使用した消臭タイプのお線香や煙の少ないタイプ。

さらにお線香が燃えた後に文字が浮かびあがるタイプのお線香など様々な種類があります。

このお線香はどれも仏事で使うことができます。


線香の種類

お線香には様々な種類があります。

今回はこちらのお線香からご紹介します。

こちらは短寸のお線香です。

一般的なお線香と比べると短いタイプです。

短寸のお線香は「お部屋香」と言われるお線香で、白檀などの香木の香りから花の香りまで香りの種類が豊富なお線香です。

こちらは、「渦巻き型線香」です。

このお線香は長時間焚き続けることができますので49日の間など、お香を絶やさない必要があるときに重宝されています。

中には12時間火が持つものもあります。


線香の種類

今回は、お線香の種類についてお話いたします。

お線香には様々な種類があります。

一般的なお線香と言うと15センチくらいの長さのこちらのタイプのお線香が多いでしょうか。

そして、こちらが長寸のお線香です。

お寺の本堂で使われたり、法要の時に使用されるお線香です。

また長持ちするので座禅を組む時に時間を計る意味で使われることから「座禅香」とも呼ばれ、70センチ以上のものもあります。

お線香は使う用途や香りの好みによって選ぶと良いでしょう。


線香の種類

今回は、お線香の種類についてお話いたします。

お線香は大きく「杉線香」と「匂い線香」に分けられます。

「杉線香」は杉の葉を原材料に作られています。

煙が多く主にお墓参り用のお線香として使われています。

一方、「匂い線香」は木の皮の粉末に様々な香木や香料を調合して作られています。

現在では伝統的なフローラル系やハーブ系など様々な香りの線香が作られています。

これらは主に家庭や寺院で使われるお線香です。

お線香は香りで選ぶのが基本とされています。


線香の作法

今回は、お線香の作法についてお話いたします。

まずは、お仏壇の前に正座をしローソクに火をつけます。

次にそのローソクの火で線香を燈します。

この時、心を落ちつかせて、ゆったりとした所作で行うのが良いでしょう。

お線香の炎を消すには、線香を下の方へ縦にスッと引くときれいに消えます。

お線香をふったり、口で吹き消したりしてはいけません。

お線香を含め、お香は心身を浄め、あたり一面を清浄にしてくれるものとも言われていますので、丁寧に扱うようにしましょう。


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